記憶の果て
鬱
手…離してや…
ゾム
いやや!
鬱
離しや…
ゾム
大先生!!!
そう
トンち!
トントン
そう?!
そう
危ないやんか…
トントン
そう!!!
あれから二年後 -我々国視点-
トントン
………
ゾム
………
コネシマ
あいつら2年たっても…
ロボロ
俺らやってあきらめてへんし
ロボロ
まだ…忘れられへんやん…
コネシマ
まぁせやけど…
グルッペン
このままだと我が国が…
シャオロン
しょうがないやろ…
トントン
今日も…変わらずか…
シャオロン
それ毎日更新してんねんな
トントン
当たり前…やろ…
トントン
アイツらが行方不明になったのは…
トントン
俺のせいやから…
ゾム
いや…俺のせいでもある…
トントン
あいつが…俺を庇ったから…
ゾム
手を離さなければ…
我々国幹部情報ファイルが更新されました
我々国幹部情報ファイル
鬱は爆風によって崖から落ちる寸前になっていたがゾムが手を掴んでいた だが限界がありそれを感じた鬱はゾムの手を離した
そうはトントンが危険な場所におり爆風と同時に庇い崖から転落
グルッペン
その後…探したのだがな…
ロボロ
死体…所持品すらすらなかったもんな…
コネシマ
ほんまアイツらどこいったんや…
情報ファイルがハッキングされています
ロボロ
まじか…
ロボロ
ちょっとセキルティシステム強化していざとなれば出れるようにするわ
グルッペン
頼む…
ロボロ
誰やねん…
ロボロ
今まで…ここまで超えれたやつ…おらんのに…
ロボロ
誰や…
フィクサー
ここのセキルティ他の国よりしっかりしてんな~
ドール
でもここまで来ればもうとったようなもの
ロボロ
えっ………
ロボロ
そう…と…大先生…?
フィクサー
???
ドール
誰もおらんのに声がする…
フィクサー
どこにおるんや?
ロボロ
ここや!ここ!
フィクサー
おったんか!?
ドール
見えんかったわ~
ロボロ
生きとった…んやな…
フィクサー
ん?なんの事や?
ロボロ
そうと大先生やろ!
ドール
誰や?それ
人違いちゃいまっか?
人違いちゃいまっか?
フィクサー
僕はフィクサーやし
ドール
僕はドールやし
ロボロ
いや!間違いないねん!
ロボロ
俺は2年経ってもお前らのこと忘れてへん!
ドール
僕らはそう?と大先生?ちゃうで
ロボロ
……
フィクサー
で君は誰や?
ロボロ
俺は…ロボロや覚えとけ
フィクサー
ロボロ…ね…
ドール
覚えとくわ~忘れとったらすまんな~
ロボロ
なんで…F国の…隊服きてんねん…
フィクサー
そりゃぁ僕達F国の幹部やからね
ドール
そうなのだよ~
フィクサー
ってバラして良かったんかな?
ドール
しらね
ロボロ
……
フィクサー
情報も取れたしバイバイ~
ロボロ
………
ロボロ
みんな…
ロボロ
いい知らせと悪い知らせがある
コネシマ
なんかあったんか?
グルッペン
悪い方から頼む
ロボロ
情報ファイルが取られた
シャオロン
いい方は?
ロボロ
そうと…大先生が…生きとる…
トントン
!?
ゾム
!?
ロボロ
でもな…
ロボロ
記憶なし
おまけにF国の幹部になっとる
おまけにF国の幹部になっとる
グルッペン
それは…本当か…
ロボロ
監視カメラ見たらわかるよ
トントン
………
ゾム
確かに…これは…
トントン
そうと…大先生やな…
ロボロ
あいつらは今フィクサーとドールちゅう名前みたいや
グルッペン
ほぅ…
コネシマ
グルッペン?やることはわかっとるよな?
グルッペン
それはこっちのセリフなんだぞ
トントン
そうを…
ゾム
大先生を…
トントン/ゾム『連れ戻しに行くぞ』
グルッペン
セリフ取られたんだぞ
シャオロン
まぁええやん
シャオロン
死んでなかったんやし
グルッペン
まぁ…そうだな…