虚言癖

どうしよう

予想以上に広まるのが早い…

あのやろ…

でもこのタイミングで打ち明けよう

文字が変換されてない…

相当焦ってるな…

虚言癖があるの

!?

何うってんの!?

やばいやばい

もう取り返しつかない…

!?……指が!?

弁解しないと…

でも、できる気がしない

もう、完全に虚言病だ……

すると、鬱先生から

と、メールが来た

説明できない、

また、嘘をつくかもしれない…

とりあえず、会って話そう

トントンとは何処で…?

家か、どうする…?

……もういいや

もう、どうにでもなれ…

ピンポーン

どっちだろ…

ピンポーン

トントンの目は赤く腫れていた

どうしよ

トントンか、鬱先生か

嘘って言え!!

嘘ですって!

…は

鬱先生?

なんでわかったんだろ?

知られたくない

思い出したくない

嫌だ嫌だ

中学生時代

今日の私??

って事はいつもと何か違うってことか…

確かに…

え?な、なに!?

それから、私の周りは変わっていった

少しずつ、私じゃない私を皆は好きになってくれた

でも、これでいいのかな

卒業式

これが私の虚言癖の種で、

今

私は腕をまくった

私の腕には無数のあとが出来ていた

いえる!!

言えなかった…

嘘!!嘘!!

…ダメだ

これじゃ、トントンは

楽しいかもしれない

こんな生活ならつずけてもいいかも

でも、

鬱先生…

楽しい日だった

次の日までは笑っていた

次の日までは、

次の日

それは、突然だった

朝のニュースで大きく報じられていた

嘘だ、

だって昨日まで、笑って…!

すると、

メールが来た

開いてみると

ショッピくんが