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#らんこさ
クッキー
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瀬那
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夕食が終わり、お風呂上がりの甘い匂いが漂うリビング。
ソファに座って一息ついていると、隣にドサリと大きな影が落ちた。
S
いつの間にか後ろに立っていたすちが、大きなタオルを私の頭にふわりと被せる。
キッチンで見せるおっとりとした笑顔のまま、彼は慣れた手つきで私の髪を優しく拭き始めた。
〇〇
S
クスリと微笑むすちの指先が、時折私の首筋に触れる。その心地よさに目を細めていると、正面から強い視線を感じた。
対面のソファに座る暇72が、頬杖をつきながらニヤニヤとこちらを見つめている。
H
暇72はそう言って、自分の膝の上をぽんぽんと叩いた。
あまりにも自然で無意識なイケメン行動に、心臓が跳ねる。
〇〇
H
I
すかさず間に入ってきたのは、冷たいお茶のグラスを持ったいるまだ。
彼は暇72を軽く睨みつけながら、私の前にグラスを置くと、不器用に向こうを向いた。
I
〇〇
I
これ以上ないほどツンとした態度だけれど、いるまの耳の裏は真っ赤だ。本当に褒め言葉に弱い。
その様子を見ていたこさめが、私の隣へ滑り込むように座り、私の腕にしがみついてきた。
K
〇〇
K
首を傾げ、至近距離からあざとい笑顔を向けてくるこさめ。
けれど、その綺麗な瞳の奥には、「これ以上踏み込ませない」と言わんばかりの、どこか冷徹で深い境界線が見え隠れする。
彼が大丈夫と笑う時ほど、本当は寂しがっていることを私は知っていた。
〇〇
K
こさめが私の肩に頭を預けたその時、部屋の電気が不自然にチカチカと瞬き、リビングのドアが静かに開いた。
M
戻ってきたのはみことだ。相変わらず王子様のような優雅な仕草でコートを脱ぐ。
しかし、その足元は盛大にもつれ、彼は絨毯の上で見事につまずいた。
M
〇〇
慌てて手を伸ばした私の胸に、みことが文字通り飛び込んでくる形になる。
M
ふわふわとした天然の笑みを浮かべながら、みことは私の手をそっと取り、手の甲に唇を寄せた。
その瞬間、みことの指にある漆黒の指輪が、私の指輪とカチリと軽い音を立てて触れ合う。
その音に反応するように、部屋の空気が一瞬で引き締まった。
いつの間にか、部屋の入り口にLANが立っていた。その瞳は完全に据わっており、底冷えするようなカリスマのオーラを放っている。
L
M
L
LANが低く拒絶のトーンを孕んだ声で命じる。
私が彼の元へ歩み寄ると、LANは背後から私を強く抱きしめ、他のメンバーたちを鋭い視線で牽制した。
L
LANの腕の力が強くなる。
ナイフを握るその指先には、全員とお揃いの、お互いを縛り合うための黒い指輪。
いるまがフンと鼻を鳴らし、暇72が苦笑し、こさめとすちが静かに微笑み、みことが天然に小首を傾げる。
外の世界を全て拒絶し、この部屋の中だけで完結する、歪で絶対的な愛の鎖。
世界を敵に回しても、この絆だけは、誰にも引き裂くことはできない。
♡×4
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