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雨華(作者です)
夜11時23分。 タイピング音と何かをクリックするマウスの音が広がる寝室。 パソコンの画面と睨めっこしているかなめくんは、今日の分のタスクを終わらせようと頑張っている。 一方、私はというと仕事が終わったため、電子漫画を読んでいる。 たまに画面から視線を外し、かなめくんを見つめているのだが、まだ終わっていないようだ。
かなめ
ん、終わったかな。 伸びをしたかと思えば、そのまま椅子に体を預けていた。 静かに近づくと、目を瞑っていて今にも寝てしまうそうだった。
主人公様
そんな気持ちを込めてそっとキスをする。
かなめ
主人公様
かなめ
なんて我儘なんだ、こいつなんて思うけど今日ぐらいはいいか。
ちゅっ
主人公様
かなめ
そういい、私をベッドに連行する。 押し倒されたかと思うと口の中に舌が入り込んでくる。
ちゅっくちゅれろっ
主人公様
かなめ
主人公様
かなめ
優しく撫でてくれるかなめくんの顔は幸せそうだった。