主人公様
同僚の女の子が作った資料がミスしまくりだったらしく、その女の子が「あの人に言われた通りに作ったんです」って私のことを指さしながら言ったらしい。
主人公様
噂で聞いた話によると、その女の子はかなめくんが好きだったらしい。 それで、私に取られたからと恨んでいるそうだ。 だからなのか、最近仕事を私に押し付けてきたりする。
主人公様
思わず自分のデスクを台パンしそうになる。 あぁ、だめだめ。 れむちみたいになっちゃう。 早く帰ろ。
ガチャ
かなめ
一足先に帰ってきていたかなめくんの顔を見て、泣きそうになる。
主人公様
かなめ
主人公様
ぎゅーっ
かなめ
溜め込んでいた涙が一気に溢れ出る。
かなめ
主人公様
かなめ
主人公様
かなめ
主人公様
かなめ
そう言うかなめくんの表情は悔しそうだった。
主人公様
かなめくんの首元に顔を埋める。
主人公様
かなめ
主人公様
かなめ
そんなかなめくんの声を背に私はお風呂へと向かった。
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