八百野
何、、此処、
???
やぁやぁ
八百野
?
八百野
貴方、誰?
???
驚かないんだねぇ
八百野
2回は言わない。誰
???
お〜っと
???
そうだなぁ〜
???
君たちの言う、《神様》だよ
八百野
、は?
ザッ
八百野
(本能的に感じる。この人、いや、この得体の知れない喋るものは嘘をついていない)
八百野
本当に、神様なんですか?
《神様》
辞めていいよ、敬語
八百野
あぁ、分かったけど
八百野
なんで、ここに私が?
八百野
私死んだんじゃ
《神様》
いや、正確には死んでない
八百野
?
《神様》
そもそも君は、私の姉なんだが
八百野
は?
《神様》
あーすまんすまん
《神様》
そっちの次元ではあんまり宗教はあるけどそうゆーしきたり?とかないもんな
《神様》
1から説明しよう
《神様》
まず、私には娘、息子達がいる
《神様》
厳密に言えば化身なんだが
《神様》
水の女神スイース
《神様》
火の男神ヒレイシー
《神様》
風の男神フーマ
《神様》
土の女神ルイード
《神様》
そして
《神様》
光の女神シャイル
《神様》
闇の女神シャーフ
《神様》
この六の神は私の愛する姉
《神様》
自然の女神
《神様》
お前と私の化身
八百野
、は?
《神様》
やっぱり覚えてないな
《神様》
私は止めたんだ
八百野
す、ごめん、ホントにわかんない
八百野
何?私が自然の女神?
八百野
神様の姉?
《神様》
はぁー
《神様》
今からお前に記憶を全て返してやる
《神様》
倒れるなよ?^^
八百野
え?
神様が八百野のおでこに 手のひらを当て下ろす
グワンッ
壁も床も何も無いこの空間から突然 薔薇の花弁が一つ一つ 自我があるかのように舞い降りた