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最近飼い始めた家畜

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9

『裏の気持ち』

♥

42

2024年04月13日

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初めての方は注意事項は一話にあります (この後にも記載はしてます)

この物語は、nmmn作品です ご本人様には、一切関係ありません ペアは、青桃 水黒 赤白です 主従 獣 女体化 依存要素を含みます 苦手な方 地雷な方は自衛してください

IV﹣🍣

戻りました…

Ⅴ﹣🥂

おかえり…よう似合っとるな

IV﹣🍣

そうですか、?

Ⅴ﹣🥂

ん〜可愛ええよ

IV﹣🍣

……ありがとうご…ざいます…

褒められなれていないのか頬を赤らめそっぽを向いてしまった

Ⅴ﹣🥂

…で、も袖は長そうやな
袖捲るからおいで

IV﹣🍣

自分で捲れますよ、っ…

Ⅴ﹣🥂

主人にやらせてえよ

IV﹣🍣

…っ、…お願いします

Ⅴ﹣🥂

嫌そうな顔せんといてよ

IV﹣🍣

主人の手を煩わせるのは…申し訳ないですし…

IV﹣🍣

自分のことは、自分で出来ます

Ⅴ﹣🥂

だから何でもかんでも世話せんでも
良いってこと…?

IV﹣🍣

はいっ。私そこまでされる程良い存在じゃないので

だから放って置いて欲しいと ないこは、遠慮がちに笑う

IV﹣🍣

袖…ありがとうございます
着替え洗って返しますね

Ⅴ﹣🥂

別に洗わんでええよ。
さてと着替えたし行こうか

IV﹣🍣

何処にですか?

Ⅴ﹣🥂

ないこの身の回りの物買いに…
嫌やったら言ってな

Ⅴ﹣🥂

好みとか詳しくないから…力には、
なれへんけど

IV﹣🍣

ご主人様…私の服は、必要ありませんよ?

Ⅴ﹣🥂

要るよ。俺が新しい服着たないこを見たいだけやから

Ⅴ﹣🥂

俺の色に染まった可愛い姿見せてぇよ…お願い

肩にかかる髪に触れると陶器の肌が 薔薇色に色付く

IV﹣🍣

…っ、…分かりました

Ⅴ﹣🥂

ありがとう

IV﹣🍣

お礼を言われるようなことじゃないですよ…

IV﹣🍣

そうと決まれば、行きましょう

Ⅴ﹣🥂

っ、ないこ。引っ張らんでも時間は、まだあるから…!

IV﹣🍣

私が急ぎたいんです。せっかくですし、
いふさんのお洋服見ましょう?

Ⅴ﹣🥂

…っ、…

一瞬息を呑み、理解が少し遅れてしまった

Ⅴ﹣🥂

今…名前呼んでくれた?

IV﹣🍣

お世話になっているので…

Ⅴ﹣🥂

そっか。ありがとう

IV﹣🍣

いえ…お礼を言われることしてないです

IV﹣🍣

私先に…出てますね

Ⅴ﹣🥂

俺も一緒に行くから、置いてかんといて

IV﹣🍣

はいっ…ご主人行きましょう

Ⅴ﹣🥂

名前で呼んでぇよ

IV﹣🍣

恥ずかしいので…嫌です

Ⅴ﹣🥂

呼んでぇよ〜

IV﹣🍣

…いふさん

IV﹣🍣

呼びました…これで満足しましたか?

Ⅴ﹣🥂

満足したけど、ずっと呼んでほしいけど嫌?

IV﹣🍣

…っ、嫌です

Ⅴ﹣🥂

…そう

Ⅴ﹣🥂

(少しずつ強請って呼ばせた良いか)

震える手で玄関のドアをノックする

こんこんっと2回叩き、呼吸を整えながら相手が出るのを待った

IV﹣🍣

…はぁ、い?どちら様ですか?

扉が開き、出てきた相手は怯えた表情で玄関から出てきてくれた

シースルーの袖をヒラヒラと揺らしながら後ろ手で、扉を閉めた

Ⅱ﹣💎

IV﹣🍣

…?

黙り込む僕を見て、女の子は不思議そうに首を傾げた

Ⅱ﹣💎

いふくん、…の家で合ってるよね?

IV﹣🍣

あ、はい。合ってますよ
ご主人呼びましょうか?

Ⅱ﹣💎

…うんっ、お願いしていいかな?

IV﹣🍣

分かりました。少し待っていてくださいね…

IV﹣🍣

ご主人〜

リビングに入り、ご主人を呼ぶと 嬉しそうに返事が返ってきた

Ⅴ﹣🥂

どうしたん?

IV﹣🍣

ご主人にお会いしたいという方が、玄関でお待ちしてますよ

Ⅴ﹣🥂

俺に用??誰やろ…

Ⅴ﹣🥂

呼んでくれてありがとう
少し行ってくるな

IV﹣🍣

…私も行った方が宜しいですか??
焦ってる様子だったので…少し心配です

Ⅴ﹣🥂

ん。おいで

IV﹣🍣

…私が先に行きますので…ご主人は、ゆっくり来てください!!

Ⅴ﹣🥂

っ、お、ん。分かった……

Ⅴ﹣🥂

はしゃいで…可愛ええなぁ…

IV﹣🍣

ただいまですっ…

Ⅱ﹣💎

…おかえりなさい?

息が整え終わった後に先程の女の子が嬉しそうに顔を覗かせた

IV﹣🍣

ご主人呼んできましたけどゆっくり来るので、先に、要件聞いてもいいですか?

Ⅱ﹣💎

六花くんの事で…少しいふくんに相談したくて…

IV﹣🍣

あの子がどうかしましたか?

Ⅱ﹣💎

…出てったから探してるんだ

IV﹣🍣

…出てった、?

Ⅱ﹣💎

うん。傷付けちゃたから、謝りたくていふくんなら居場所知ってそうかなと思って来たんだ

IV﹣🍣

ご主人は、無頓着ですから知らないと思いますよ

Ⅴ﹣🥂

誰かと思ったらほとけか…

Ⅱ﹣💎

あ、いふくん、!!六花くんの行きそうな所知らない?

Ⅴ﹣🥂

…何で俺なんよ。聞くならないこの方が適任やと思うよ

IV﹣🍣

わ、私ですか、…

Ⅴ﹣🥂

六花の保護者代わりなんよな?

IV﹣🍣

…桜兎の所だと思いますよ
あの子は、何やかんやで桜兎の事が好きなので

Ⅱ﹣💎

…桜兎…

IV﹣🍣

えっと、説明不足ですみません…
りうら様が引き取った?子です

IV﹣🍣

白髪でふんわりして優しい見た目ですけど…人に依存しやすい子です

Ⅱ﹣💎

悪いけど一緒に来てくれる?

IV﹣🍣

…勿論です。桜兎の匂いは、覚えてますので案内しますね…の前に…

IV﹣🍣

いふさん、行ってきていいですか?

判断を主人に仰ぎ、許可を貰おうとする姿が健気で可愛らしかった

Ⅴ﹣🥂

…ええけど怪我せんようにな

IV﹣🍣

出来る限り…気を付けます

Ⅱ﹣💎

…いふくん、ごめんね。借りちゃって…

IV﹣🍣

ないこです

Ⅱ﹣💎

ないちゃん…僕は、ほとけよろしくね

握手をすると、一瞬背筋が震えた気がするけど気のせいかな

IV﹣🍣

…ほとけ様…行きましょう!
桜兎は、気分屋なのですぐ移動します

Ⅱ﹣💎

っ、うん。そんな引っ張らなくても大丈夫だよ

IV﹣🍣

安全対策ですので…少し掴ませてください

Ⅱ﹣💎

それなら……

IV﹣🍣

…桜兎…居ませんね

Ⅱ﹣💎

まだ探しに来たばかりだからそう簡単には見つからないんじゃない?

IV﹣🍣

はぁ、い…

暫く歩いていると優しそうな子供の声が聞こえた

IV﹣🍣

…桜兎の声…ですかね、…ほとけさん行きましょうか!!

Ⅱ﹣💎

う、んっ…居ると良いんだけど

IV﹣🍣

仲直り出来ると良いですね

Ⅱ﹣💎

嫌われちゃってるから無理かも…

IV﹣🍣

そんなことないですよ!きっと仲直り出来ます!

Ⅱ﹣💎

ん。そうだと良いんだけどね

IV﹣🍣

私も居ますから…怖がらないでください

Ⅱ﹣💎

怖がってないよ…僕が悪いから仕方ないの

IV﹣🍣

…自分の事、卑下したら駄目ですよ

Ⅱ﹣💎

う、んっ…

IV﹣🍣

私も傍に居ますから大丈夫ですよ

Ⅰ﹣🐤

…落ち着いた?

Ⅵ﹣🦁

はいっ、さっきよりマシになりました

Ⅰ﹣🐤

なら良かった…いむの所行く?

Ⅵ﹣🦁

…まだ、良いです

袖をきゅっと掴み、涙目で唇を噛み締める

Ⅰ﹣🐤

(困ったな…)

Ⅰ﹣🐤

そう。で、初兎ちゃん変な顔してるけどどうかした?

Ⅲ﹣🐇

別に…

Ⅰ﹣🐤

言わないと分かんないよ〜?

Ⅲ﹣🐇

Ⅲ﹣🐇

何もありませんよ

Ⅰ﹣🐤

本当??体調悪くない?

Ⅲ﹣🐇

っ…悪くありません

Ⅰ﹣🐤

後で話そうね

Ⅲ﹣🐇

…!はいっ。

Ⅰ﹣🐤

(嬉しそう…)

Ⅰ﹣🐤

よしよし…

Ⅲ﹣🐇

…ん ~ ♪(ごろごろ

Ⅰ﹣🐤

…ごろごろってどうやって鳴らしてるの?

Ⅲ﹣🐇

…自然に出るので…分からないです

Ⅰ﹣🐤

そっか〜

Ⅰ﹣🐤

少し六花くんの所に戻るけど、妬かないでね…?

Ⅲ﹣🐇

…っは、!?妬きませんよ…!自分は、主人に執着しません

Ⅰ﹣🐤

それは、それで寂しいけどね…

Ⅲ﹣🐇

寂しいって…

Ⅰ﹣🐤

そのままの意味だよ

Ⅲ﹣🐇

初兎ちゃんとの会話を終え、パチンとヘアピンを外す

悪いことをする時は、全部…“あっち“に押しつけるんだ

不敵な笑みを浮かべ、 泣きじゃくる六花くんの手を握る

Ⅰ﹣🐤

六花くん…そんなに戻りたくないならさ…俺の子にならない?

Ⅲ﹣🐇

…は、…?

Ⅰ﹣🐤

いふもさ〜最初からいむじゃなくて
俺に押し付けたら良かったのに〜

渇いた笑いが、口から零れる 苦しくて息が止まりそうだ

Ⅰ﹣🐤

っふふ…黙ってないでさ…返事ちょーだいよ

Ⅵ﹣🦁

…っ、ボクは、…

Ⅰ﹣🐤

悩むなら、あんな奴辞めたら良いじゃん
“俺“が優しくするよ

Ⅰ﹣🐤

…っ、っ、…ぅ…“俺“の方が、あいつより愛せるよ?

弱いから縋る

恐怖があるから、“俺“に縋る 全部押し付けられる

都合のいい人格

Ⅰ﹣🐤

“俺“じゃダメなの…?

Ⅵ﹣🦁

ごめ、んなさっ…

反射的に出る謝罪も涙も全部主人の為…?

Ⅰ﹣🐤

(ふざけないでよ…)

Ⅰ﹣🐤

か、っ…ひゅー…ひゅー…

Ⅲ﹣🐇

りうら様…

心配した表情で俺の手首を掴み、 優しく背中を撫でる

Ⅲ﹣🐇

りうら様…六花戸惑ってますので
一旦落ち着いてください

Ⅰ﹣🐤

…落ち着いてるよ

Ⅲ﹣🐇

一旦深呼吸してから話しましょうか、?

Ⅰ﹣🐤

…っ、嗚呼。ごめん…取り乱して

Ⅲ﹣🐇

気にしてませんよ。お水飲みますか?

Ⅰ﹣🐤

大丈夫。座ったら落ち着くから

Ⅲ﹣🐇

歩けますか?肩貸しましょうか?

Ⅰ﹣🐤

…大丈夫

Ⅲ﹣🐇

…運ぶだけですから許してくださいね

Ⅰ﹣🐤

……ありがとう

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