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WTBL(チャットノベルバージョン)

3 - 第1話 「記憶」後編 kn×nk (学パロ有り)

♥

172

2024年06月28日

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萌(作者)

こんにちは、萌です

萌(作者)

今回は

萌(作者)

第1話「記憶」 後編
kn×nkです!

萌(作者)

お話としてはラストになります

萌(作者)

後日、knさん視点も書こうと思ってますので、お待ちいただけたらと思います

萌(作者)

それではお楽しみください!

⚠️注意⚠️ ・WTさん二次創作です ・kn×nk ・地雷の方、苦手な方は回れ右よろしくお願いします ・また、重い表現だと感じる箇所があるかもしれませんので、そのような表現が苦手な方も見るのをお止めください ・微BL

また、前編、中編を見た後の方がお楽しみいただけると思いますので、良ければそちらの方も覗いてみてください

中村 水季→nk 金海 時也→kn

絶望の中にいた俺の目を覚ましたのは、母さんからの電話だった

nk母

もしもし、水季...?

nk母

お母さんも病院にいるから、早く来てね

nk

...きんとき、助かる...?

nk母

それは、まだ分からない

nk

グスッやだ、死なないで...

nk母

水季!

nk

っ!

nk母

あんたが希望持たないと意味ないでしょ!

nk

っでも...

nk母

まだ希望はあるんだから!

nk母

死ぬって決まったわけじゃないでしょ!

nk母

そばにいてあげなさい

nk母

時也くんもその方が嬉しいから、ね?

nk

...わかった、すぐ行く

nk母

うん、ちゃんと
待ってるから

まだ希望はある

その言葉に少し救われた

俺は急いできんときのいる病院へ 向かった

nk

っはぁ、はぁ

nk母

水季!

nk母

あんたびしょ濡れじゃない!

nk母

風邪引くでしょ!

nk

ご、ごめん...

nk

きんときは...?

kn母

まだ意識は戻ってないみたい...

俺は濡れたまま きんときに駆け寄った

nk

っねぇ、きんとき!

nk

目覚ましてよ!

nk

せっかく皆に
きんときのこと
知ってもらったのに

nk

今、死んじゃったら意味ないでしょ!

nk

ねぇ!

kn母

っ、水季くん...

kn母

この子、水季くんの帰りが遅いからって、心配して外に見に行ったの...

nk

...え、

kn母

水季くんのこと凄く
大切に思ってるのね

kn母

家でも、最近
明るくなったし

kn母

水季くんの話ばっか
してたのよ?

nk

っきんとき...!

nk

ごめん、俺のせいで...

nk

俺が補修かかってなかったら...!

kn母

違うわ

kn母

水季くんのせいじゃない

kn母

雨の日で事故が
起きやすいのは
仕方ないことだから

nk

~~っ

nk

きんとき...っ!

kn母

時也、水季くん来てくれたのよ?

kn母

目覚ましてよ...

kn母

っいつもみたいに、
水季くんの話聞かせてよ...

nk母

時也くん、
あなたのおかげで
水季も最近生き生きしてる

nk母

死なないでよ...

nk母

今日、誕生日会するんでしょ...!

nk母

ケーキまだ家にあるんだから、食べないともったいないないじゃない...

nk

きんとき~...

nk

あの海でまた
話そうよ!ねぇ!

nk

お願い...、起きて...!

俺はきんときの手を握る力を強めた

nk

(お願いします、神様)

nk

(どうか、きんときを、
救ってください)

nk

まだやりたいことたくさんあるのにっ...

俺の涙が きんときの手に落ちたとき...

ピクッ

きんときの手が少し動いた

nk

っ!!

nk

きんときっ!

kn母

っ!時也!

nk母

時也くん!

kn

っ、あれ...ここは...?

nk

きんとき!!

kn母

時也!良かった!
目覚ましたのね!

nk母

心配したのよ!

kn

母さん...俺は何が...

kn母

あなたは水季くんの様子を見に行ったとき車に轢かれちゃったの

kn母

目を覚ましてくれて良かったわ

kn母

皆心配してたのよ

kn

...水季って、誰...?

nk

え...

kn母

ちょっと何言ってるの?

kn母

あんなに仲良くしてたじゃない!

kn

誰...?分かんないよ...

nk

っ...

nk母

脳の機能が事故で正常に動いてないのかもしれないわ

nk母

お医者さん呼んでくるから待ってて

きんときは俺のこと、 覚えてないの...?

そんなことは信じたくなくて 考えないようにした

医者

金海さん!目を覚ましたんですね...!

医者

良かった...

nk母

あの、この子、一部記憶をなくしているみたいなのですが...

医者

一部分記憶障害が残っているのかもしれません...

nk

治るんですか...?

医者

っ、分からないです...

nk

っ嘘だ...

医者

でも、生きているだけで奇跡です

医者

我々もサポートしますので...

nk

きんとき...!

kn

...?俺のこと...?

kn

そういえば、
君の名前は?

nk

っ、中村 水季、です...

kn

君が水季くんっていうんだ、よろしくね!

nk

っ、

nk

...うん、よろしく

そこには、もう

あの笑顔で、あの明るい声で

"なかむ"

と、呼んでくれる君は いなかった

nk

(冗談って言ってたじゃん...)

nk

(きんとき、冗談じゃ、
なくなっちゃったよ...)

きんときはしばらく 入院することになった

記憶はまだ思い出せていない

医者

...中村さん

医者

もしかしたら、
ですけど

医者

金海さんとの思い出の場所、とかに行ってみると

医者

記憶が戻るかもしれません...

nk

っ、ホント...ですか...?

医者

完全にはい、とは言えませんが、過去にそれで記憶を戻された方が何人かいます

nk

そうなんですね...

nk

ありがとうございます、やってみますね

医者

いえいえ、
あまりお役に立てず
申し訳ないです

nk

そんなことないですよ、サポート感謝してます

そうやって医師と話をしていたら...

バタバタ

knのクラスメイト1

金海くんは、無事なんですか...!?

nk

あっ、きんときの...

knのクラスメイト2

無事なの...!?

クラスの子

死んでないよね...?

nk

皆...、大丈夫だよ

knのクラスメイト1

ホント...ですか...?

nk

うん、ここの病室にいるから、会ってみる?

knのクラスメイト2

良かった...、無事で...!
早く病室に
入りましょう

nk

きんとき、
友達来たよ

クラスの子

金海くん!

クラスの子

良かったぁ、生きてて!

kn

皆...!ありがとう!

kn

わざわざ来てくれたの?

knのクラスメイト1

当たり前じゃないですか!

knのクラスメイト2

心配させないでよ!

クラスの子

俺、まだお礼返せてないんだから、死なれると困るんだって!
ホントに良かった...!

nk

(クラスの子のことは、覚えてるの...か、)

nk

(ちょっと悲しいな...)

kn

皆も水季くんの友達?

knのクラスメイト1

え、今、
水季くん、って...

nk

俺のことだけ...、覚えてないみたいなんだ...

knのクラスメイト2

嘘っ...

クラスの子

あんなに仲良かったのに...

kn

俺、こんなに友達に囲まれて幸せだなぁ、

kn

目、覚まして、
良かった!

クラスの子

まぁ、まだ安静にしときなよ

クラスの子

元気になったらまた学校で話そうぜ!

knのクラスメイト1

もうすぐ金海くんの得意な国語の試験があります

knのクラスメイト1

勝負、しましょうね!

kn

ふふっ、うん!

knのクラスメイト2

負けないから!

クラスの子

じゃあ、また学校でね!

kn

うん、またね!

皆が帰った後...

nk

きんとき...、ちょっと付いてきて欲しいとこがあるの

nk

来てもらってもいいかな...?

kn

?うん、いいよ

nk

ありがと、

nk

(...これで思い出さなかったら、どうしよう...)

nk母

水季

nk

あれ、母さん...
いつの間に...

nk母

今から、海、行くの?

nk

そうだよ

nk母

お医者さんに聞いたわ、記憶を戻す可能性があるって

nk母

でも

nk母

もし、記憶を戻さなくても、

nk母

また、思い出、
作ればいいじゃない

nk

っ、うん、そうだね

nk

ありがとう、母さん

nk母

メソメソしてないで、自分のしたいようにしてきなさい

nk

うん、行ってきます!

kn

どこ行くの...?

nk

それは着いてからのお楽しみ!

kn

気になるなぁ(笑)

nk

早く行くよ!

kn

はいはい、分かってるよ(笑)

確かに、母さんの言う通りだ

思い出さなかったら、 また作ればいい

nk母

あんたならできるよ、頑張れボソッ

kn

けっこう病院から近いんだね~

nk

うん、
もうすぐ着くから

kn

ねぇ、水季くんは、
なんで俺のこと
きんとき、って
呼んでるの?

nk

それも、覚えてないのか...ボソッ

kn

ん?何て言った?

nk

もうすぐ、分かってくれたら、いいな、

kn

どういうこと...?

nk

たぶん、もうすぐ分かるよ

kn

ふ~ん、そっか

君は、俺のこと

思い出してくれるかな...

kn

きれいだねぇ~

nk

そうだね

kn

で、ここに来て何かあるの?

nk

ねぇ

nk

覚えてる...?

nk

俺と、きんときはここで初めて会った

nk

その時、きんときはここで歌ってた

nk

凄くきれいな声だったよ

nk

そこから、すっごく仲良くなって、

nk

グスッたくさんこの海で
話して、

nk

たくさん、思い出作ってきたんだよ...っ!

nk

覚えてない...?

kn

...

nk

雨の日、傘放って言い合ったじゃん!

nk

その後、この海に来て、いろんなこと
話した

nk

その次の日の帰り道は、

nk

俺のこと、グスッ

nk

世界で一番、大切な人って、

nk

言ってくれたじゃん...!

kn

...っ!

nk

覚えて...ないか、グスッ

nk

仕方ない...よね

kn

..かむ

nk

え...

kn

...なかむ

nk

っ、

聞き間違いかな、

kn

なかむ!

nk

うぅっ、グスッ

また、その名前で呼んでくれるって 思ってなかったなぁ

kn

なかむ!思い出した...!

kn

ごめん、俺、今まで、
忘れてたんだね...

nk

っ、きんとき!!

ギュー

kn

ちょっ、

nk

なんで忘れてたの!

nk

俺、悲しかったんだから!グスッ

kn

ごめん、
でも、もう忘れない

nk

絶対にだよ...!?

kn

うん、もちろん

nk

忘れたら、許さないから...っ!

kn

うん、ごめんね
不安にさせて

nk

よかった"ぁぁ、グスッ

kn

泣きすぎだよ(笑)

nk

だって"ぇ~

kn

大丈夫
もう一生忘れてあげないから

nk

俺もきんときのこと、一生忘れない!!

kn

ふふっ、やっぱりなかむは、笑顔が似合うね

nk

っ!///

どうして君はそんなに カッコいいことを言えるんだろうか

天然で言ってるのかもしれないが、 ドキドキしてしまうから やめて欲しい

nk

あ、りがと///

kn

また、その赤くて可愛い顔見れて良かったなぁ~?(笑)

人の気も知らないで からかってくる君を 少し意地悪だな、と思いつつも 前のきんときがまた、戻ってきた ことに安心する

nk

うるさいっ!

nk

きんときの意地悪!

kn

ごめんって(笑)

nk

でも、

努力を人一倍出来る君が好き

周りをよく見てて、困っている人に 優しく手を差し伸べられる 君が好き

俺は君のすべてが好き

これが恋愛的なものなのか、 友情的なものなのか、 今の俺には分からないけど

世界で誰よりも君が大好き

nk

...いすき

kn

ん?

nk

大好きだよ!

君を抱き締める力を強くした

kn

っ、//

nk

きんときに会えてホントに、良かった...!

今君はどんな顔をしているんだろう

俺は恥ずかしさで顔を上げることが出来なかったが、

きんときの鼓動は、心なしか、 少しはやくなった気がした

kn

っ、俺もだよ

kn

ありがとね、なかむ

俺は、この気持ちの正体を いつか知ることは出来るんだろうか

nk

(...この先もずっと)

nk

(きんときと一緒に
いれたらいいな)

kn

~かむ?

kn

お~い、なかむ?

nk

はっ、

nk

ごめん

kn

いや、別に大丈夫だよ?(笑)

kn

凄い真剣な顔してたけど、なんか考えてた?

nk

5年前のこと思い出してた

kn

あ~、懐かしいね

kn

あれからもう5年たつのか...

nk

ほんとにね、
俺はあのときからずっと、きんときと一緒にいれて嬉しいよ!

kn

ありがと、俺も嬉しいよ

nk

あのときホントに記憶失っちゃったらどうしよう、って思ってたんだからね!?

kn

もう一生忘れてあげないって言ってるでしょ?

nk

分かってるよ!

nk

ね!今日、きんとき誕生日でしょ?

nk

はやくケーキ買いに行こうよ!!

kn

それはなかむが食べたいだけじゃん(笑)

nk

そ、それもあるけど~...、きんときと一緒に食べたいの!

kn

ふ~ん、可愛いこと言ってくれるじゃん?

nk

かわいくねーし...///

kn

その顔で言う?(笑)
説得力皆無だけど?

nk

うるさいなぁ!
早く行くよ!

kn

はいはい(笑)

俺ときんときは同棲している

きんときからプロポーズされるのは

また、別の話

萌(作者)

お帰りなさい!

萌(作者)

どうでしたでしょうか?

萌(作者)

お楽しみいただけたら幸いです!

萌(作者)

それではまた、お会いしましょう!

萌(作者)

308タップ、
お疲れ様でした!

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