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コメント
1件
いいねッ!最高ッ!みくっち確実に上手くなってる!元々上手いけどさらにレベルが上がってるね!
夜の川
冷たい水が足元をさらっていく
僕は橋の手すりにしがみついていた
けちゃ
名前を呼ぶ
胸がぎゅっとなる
今すぐあの笑顔を見たい
でも触れられない
昨日のことが頭をよぎる
まぜちと喧嘩したこと
些細なことで言い合ったこと
離れればいいじゃん
って言われたとき悲しくて、でも自分が悪いって思ったこと
僕ずっと我慢してたのかもしれない
でも、あの時泣きそうになったまぜちの顔を見て もう逃げちゃだめだって思った
けちゃ
泣きながら名前を呼ぶ
けちゃ
けちゃ
けちゃ
水面に映る月を見上げる
すべてが静 風が優しく肌を撫でる
あの瞬間、思った
例え今僕はここにいられなくても
まぜちにちゃんと最後の声で伝えたい
けちゃ
涙が水に溶けていく 声は小さくても、まぜちに届くと信じた
暗くて冷たい川の中でも 僕の心はまぜちと一緒だった
最後に見たのはまぜちの顔
泣きそうな顔で…でも笑ってくれた
大丈夫だよけちゃ、俺がずっと覚えてる
そう言われた気がした その瞬間怖くなくなった 胸の悲しみも少し和らいだ
僕の体はもう川の底に沈んでいくけど まぜちのことずっと見守っていく
けちゃ
小さな声でそう言って最後の力で手を振る
水の中で僕の手はまぜちに届かないけど
心の中で何度も何度も呼んだ
けちゃ
そして
水の向こうでまぜちは涙を流しながら微笑んでくれた
それが
僕の最後の記憶