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─注意─
この物語は vvt様の捏造です。 また、死ネタ部分が 御座いますが、 自殺を誘引している訳では ありませんので ご了承くださいませ。
キャラ崩壊多々あるかも しれませんが暖かな目で 見てくださると ありがたいです。
「儚い世界に "君"が足りない。」
静かな保健室の中。
時計の音だけが 響き渡り、 消毒液の香りが 2人を包む。
水色の瞳の奥は 濁った灰色が支配して、 窓の外を見つめている。
そんな部屋に、 内戦電話が響く。
眼鏡をかけた男性は その受話器を手に取った。
kr
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話を聞きながら 水色の男性に 目を向ける。
kr
kr
kr
kr
その一言で 受話器を戻した。
kr
Na
名前を呼ばれても 水色は反応しない。
__今日も、か。
黄色は溜息を 軽く吐く。
3ヶ月前。
彼の、いや"彼等"の 仲間が1人、 交通事故で亡くなって しまった。
それを皆 引きずったままで、
1人は極限状態に 陥っていた。
__今日も、儚い世界に、
__今日も、不平等な世界に、
君が足りない。
君の心が居ない。