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彼女が好きだったぬか漬けが、床に散乱している

A子

ねえ、ちょっと、

A子

ふざけるのも大概にしてよ!

A子

急に別れるって、何?

彼女は怒りっぽいのだ

僕を叩こうとして振った手が、運悪くぬか床に当たった。そして散らばるぬか漬けたち

まあ、落ち着いてよ

これには訳があるんだ

僕は何とか彼女を説得しようとした

数日前から、君はぬか漬けを始めただろ?

A子

そうだけど...

実を言うとさ

僕はぬか床に惚れたんだ

一目惚れだった

A子

はあ?

浮気しちゃいけないからさ、君と別れようと思って

唖然として彼女は突っ立っている

じゃあもう行くね

A子

...

僕はそんな彼女を尻目に僕はその場を去ろうとした

ところがどっこい

A子

…は、

A子

え?何?

A子

意味わかんないんだけど

彼女は僕の手を引いて引き止めた

A子

あんた頭おかしいんじゃない?

…...

…僕は何かおかしいことを言っているだろうか

A子

...おかしいも何も、

一目惚れは間違いだろうか?

A子

…間違ってはない、けど

気づけば彼女はぼろぼろと涙を流していた

僕と別れるのが嫌なのか?

涙が散らばったぬか漬けに落ちる

A子

...そうだよ!

A子

あんたと別れたくない...!!

こんな、だらしない僕でも?

A子

そんなのは関係ない!

A子

そもそもさ、付き合ってないんだから浮気とかなくない?

......!

気がつかなかった

僕の片想いというわけか

A子

あんたの心が惹かれてるのは嫉妬しちゃうけど...

A子

まだあんたのこと好きだよ

A子

ね、もう1回やりなおそう?

君がそう言うなら

もちろん、そうするさ

A子

......

......

A子

ぬか、散らばっちゃったね

片付けよう

A子

また新しいの買ってくるよ

A子

今度は私とあんたの2人分!

うれしいな

ありがとう

これからもずっと一緒にいような

A子

...やめてよ、恥ずかしい

A子

まあ、もちろんそうするけど

終わり

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