テラーノベル
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こんな イメージに 似合わない ような 口調で 話す 僕にも 優しくて 温かい 眼差しを 向けて くれる 彼らに 伝えたかった .
「 すきだよ 」 って
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彼等が 笑顔を 向ける 矛先が 僕であれたら いいのになんて 思い始めたが 最後 .
それから 好き と 自覚して からは 一定の距離を 取って いたけど 、
やっぱり 目で 追っちゃう くらいには 好き に なってた
彼等が 話しかけてくれる だけで 1日の テンションが 決まっちゃったり 、
下校時間で 手を振り別れる 間際まで 帰りたくない なんて 柄でもないこと 考えちゃったり .
ある日 彼等が 口にした言葉
そう言って 笑った 彼らの表情が いまでも 忘れられなくて 、
夏風の 吹いた 屋上で 僕の 気持ちは 揺さぶられて
結局は 彼らの もとへ 落ちて 行った .
そんな 彼等は いつの間には 僕の かけがえのない 人達に なっていて 、
毎年 こうやって笑い合える 夏が くればなんて 何度も 思った .
でも それなら 僕が 一歩 踏み出さなきゃ
もし 振られても 彼等は 優しいから 僕のもとから きっと 離れたりなんて しないはず .
「 すきだった 」 その 一言を 言うだけでも これほどに 羞恥心を 感じるなんて
彼らと 見つめ合って
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僕らが 気づいてないなんて 思ったのかな
君が 他の子と 話すたび 胸が きゅっと なるのは
きっと この 恋心のせい
いままで 踏み出せなかったのは 僕らなんだよ .
席替えで 君の 隣に なった時
まばたきなんて ままならない ぐらい 聡明で 綺麗で そんな 君が 独り占めしたくて .
でも 言わないと 届かないなんて 最初から わかってたのに
願うばかりで なにも 変わらない 現状が 嫌いだった .
でも やっぱり 踏み出さないと
歩み寄らないと なにも 変わらないから 、
なんて 場の空気に 便乗して 言うぐらいには 臆病なんだよ
でも それよりも 僕らは 君を 好きでいる 気持ちのほうが 何倍も大きいから
そう言って 俯いている君の 目からは 大粒の涙と 夏の日差しに負けないほどの 眩しい 笑顔があった .
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やっぱり いつまでも 側にいて ほしいのは 彼らだって 再認識 した この 真夏の日 .
まるで 彼等が 吹かせたような 暖かい風に乗って
僕も 思いを 伝えたい
確かな 一歩 踏み出せますように .
いつかも わからない 恋の 後遺症で 臆病に なっていた ぼくを 連れ出してくれた 彼らに 何回だって 伝える .
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コメント
3件
ふう、ふう、ふう...😭💕(( ? やばい、おめでとう すぎる...😭😭✨✨✨ でも なんか 裏にありそう、、🥹🥹 素直に受け取ればいいのにさぁ 、😂
めっちゃ好き!!
くぅぅぅぅ⤴ か”わ”い”い”よ”ぉ”ぉ”😭