⚠️少し夢小説なところがあります
あと少し長いです笑
エンド
ここなら誰にも聞かれないね
サナ
さっき、
倉庫に誰かいたわよね、、?
エンド
あぁ、だからあえて興味を持ちそうな話題を話したんだ
サナ
そういう事ね
エンド
まぁ、あそこにいたのはカカオとヴァイスだろう
サナ
そんな気がするわ
サナ
それで?
サナ
話はなんなの?
エンド
倉庫でも言ったが
エンド
サナ
君の本名は
サナ リゲウィクだね?
サナ
ふふふ
えぇそうよ
サナ
私の本当の名前は
サナ リゲウィク
サナ
ビンゴよ
エンド
あっさり認めるんだね?♡
サナ
えぇ、どうせ嘘をついても無駄なのよ
エンド
あは♡
たすかるよ
サナ
それで?
エンド
あぁ、
続きだがサナに1つ聞きたいんだどうしても
サナ
いいよ
エンド
リゲウィクの人間は
超感覚を持った人間も魔法が使える人間も居ない
エンド
なのに何故君はどっちも使えるんだい?
エンド
純粋に疑問なんだ
エンド
身体能力は遺伝が大きく関わってくるから分かるが、普通の人間から魔法が使える人間が産まれてくるわけが無いんだ
サナ
私も詳しくは知らないの
サナ
リゲウィク一族と抗戦になった時私も聞いてみようと思ってね
エンド
そうか、
エンド
あと、それと
なぜ君はリゲウィク一族を離れたんだい?
エンド
リゲウィクはアルカラム一族には及ばないところはたくさんあるが
何も不自由ならことは無いだろう?
金も昔から結構持っているし
サナ
嫌だったのよ
サナ
利用されるのが
エンド
どういうことだい?
サナ
リゲウィクの人間は私が魔法と超感覚を使えるのをいいことに周りに自慢して回ったのよ
サナ
最初は注目されて嬉しかったけど
だんだんと見せ物になってる気がしてね
サナ
やりたくもなくなったの
人前でむやみに使ったりするものじゃないとも思ったわ
サナ
それで、私がリゲウィクの人間の言うことを聞かなくなってリゲウィク一族総出で私を罵って来たの
サナ
「育ててやったんだからちゃんと言うことを聞け」とか
「お前みたいな醜い人間を養ってあげてるんだから口答えするな」ってね
サナ
1番辛かったのは
私がどれだけの力があるか確かめるために体に重りをつけて海に沈ませようとしたことね
サナ
魔法が使えたから私は無事だったんだけど
すごく怖かった
最初は親切だった一族の人間がまるで私を醜く役に立たないような人間として見てるようになっている気がして今にも逃げ出したかった
サナ
でも、当時の私は今ほどの力がないから
屋敷から抜け出すことで精一杯
魔法のコントロールも出来ないような人間になってしまっていたのよ
サナ
精神状態が不安定になると魔法も不安定になるの
エンド
でも、そこからどうやってアルカラム一族の人間になったんだい?
サナ
ヴァイスとお父さん(シュクレ)がたまたま任務で一緒になってたらしくて
その時に屋敷から逃げ出してきた私を見つけてくれたの
サナ
アルカラム一族とリゲウィク一族は昔からの宿敵で私もアルカラム一族の顔は分かっていたから
今から殺されるんだって思ったわ
サナ
まぁ、殺された方があの時は楽だったのかもね
サナ
私に銃を向けるんだろうと思いながら死を覚悟していたらヴァイスとお父さんが私の様子がおかしい事に気づいて声をかけてくれたの
サナ
「リゲウィクの子だよね?様子が変だよ?何かあったのかい?」って言ってくれたわ
サナ
その時は、無意識にアルカラム一族の人間になりたい、と思ったのよ
サナ
リゲウィクなんかよりアルカラムがいいって思ったの
サナ
まぁ、ヴァイスとお父さんの返事には
「助けて!、」と言ったらアルカラム一族が所有している別荘に1つに運ばれたわ
サナ
そこで私に対してとても優しい言葉をかけてくれたの
サナ
「酷い怪我だね。大丈夫かい?
今すぐに手当をするからちょっと待ってね」ってね
サナ
私は疑い深い性格だったから
私を油断させて殺すんだわって思ったわ
サナ
だから、あえて安心しているような声で
サナ
「ありがとう。もう大丈夫」って言ったわ
サナ
これからもリゲウィク一族の人間として育てられることに絶望していたらお父さんが
サナ
「何があったのか話して貰えるかな?
リゲウィクの人間がこんな幼い子を酷い怪我のままほっておくとは思えない」ってね
サナ
本来は自分の一族の内情を他の一族を話すことは禁じられている
サナ
だけど、私は死の覚悟ができていたから全部ヴァイスとお父さんに話したのよ
サナ
リゲウィク一族も没落したなって鼻で笑われると思っていたのに
サナ
「今まで辛かったね」って言って私を抱きしめてくれたの
サナ
このまま時が止まればいいって思っていたらお父さんが私に選択肢をくれたの
エンド
選択肢?
エンド
アルカラム一族にならないかって言われたのかい?
サナ
うーん
少し違う
サナ
お父さんは私に
リゲウィクの名前を捨ててアルカラム一族の人間になるか
このままリゲウィク一族の人間として今までどうりの生活を送るか
サナ
この3つの選択肢をくれたわ
エンド
今死ぬか、ってシュクレも結構鬼畜なことを言うんだねぇ
サナ
敵対する一族の人間を自分の一族の人間にするってどれだけやばいことが分かる?
サナ
選択肢をくれたのにも感謝よ
サナ
宿敵の人間は一刻も早く始末しないといけないのに
私を治療して救いの手を差し伸べてくれた
サナ
そう考えたら全く鬼畜じゃないわ
サナ
むしろ甘すぎるぐらいよ
サナ
ほんとにあの時2人に拾われてなければ私は死んだも同然よ
エンド
その後はどうなったんだい?
サナ
私は悩まずにアルカラム一族の人間になるって返事をしたわ
サナ
そうしたら、また私を抱きしめてくれて
「アルカラム一族へようこそ」っていってくれたわ
サナ
あの時は涙が止まらなかったの覚えてる
サナ
それから、赤のアルカラム一族の人間になってお父さんがたくさん愛してくれたの
エンド
リゲウィクの名前を捨てることに抵抗はなかったのかい?
サナ
えぇ
微塵もないわ
サナ
むしろ捨てたかった
サナ
今の私があるのはお父さんとヴァイスのおかげ
サナ
だから、私はリゲウィク一族を滅ぼすために沢山沢山修行して
アルカラム一族に全力で貢献したわ
サナ
でも、
エンド
でも?
サナ
忘れられないの
サナ
リゲウィク一族だった時にみんなに罵られた時の光景が今でも脳裏に焼き付いている
サナ
たまに思い出してしまうの
サナ
思い出したくもないのに
サナ
記憶を消す薬を飲んだこともあったけど効かなかった
サナ
だから、いつも私に内側から暴言を吐いてくるの
サナ
ほんとに忘れたい、、、
サナ
いつか裏切られるんじゃないかって
思ってしまうの、、泣
サナ
私を救ってくれたのに、、
疑いたくないのに、泣
サナ
両親や一族の人間を疑ってしまう、、、
サナ
私以外のアルカラム一族が話している光景を見ると私を裏切る作戦を立ててるんじゃないかって無意識に考えてしまって、、泣
サナ
疑いたくないのに、、泣
サナ
うぅ、、、、ポロポロ、、泣
エンド
ギュッ
エンド
嫌な過去を思い出させてしまってすまない、
エンド
話してくれてありがとう
エンド
僕は君の命の恩人を殺してしまったんだね、
エンド
謎が解けたよ
エンド
何故あんなにボクを嫌い殺そうとするのか
エンド
両親を殺されたら怒るに決まってるが
サナからは違う何かを感じてね、
エンド
やっと謎が解けた
エンド
謝って済むことじゃないのはわかってる
エンド
本当に申し訳ない、、
サナ
、、、あまり同情したくないけど
サナ
私もエンドの過去を知ってる、、、
サナ
お父さんへの執着心は異常で気持ち悪かったけど
サナ
それでも
サナ
あんたのことを許す気持ちにはなれない
エンド
ああ、
サナ
いつか復讐するから待ってなさい
エンド
できるだけや、優しく、
サナ
さぁね
サナ
でも、自分の辛い過去を人に話したら楽になったわ
サナ
ありがとうね
エンド
僕が知りたくて聞いたんだ
僕の方こそありがとう
感謝しているよ
エンド
それで条件は決まったかい?
サナ
なんでもいいのよね?
エンド
あ、あぁ(ドキドキ💦)
サナ
、、、
サナ
いいやっ!
エンド
え、?
サナ
今はいらない
お預けってことで!
サナ
今後使わせてもらうわ
貸1ね!
エンド
あははは
サナらしいね
いいよ
サナ
今はなんでも出来そうな気がする
あんたを見る目が少し変わったかもね
エンド
なら嬉しいさ
サナ
ってかあんたって機械のくせに体温あるのね
サナ
さっきハグされた時暖かかったわ
エンド
そりァあ
エンド
最先端技術の機械だからね
サナ
ふーん
サナ
それにあんた匂いもあるのね
エンド
僕のお気に入りの香水さ
エンド
僕の匂い覚えたのかい?
サナ
えぇ
サナ
覚えたわ
サナ
ねぇエンド
私行きたいところがあるの
エンド
どこまでもついて行くさ
サナ
じゃあ着いてきて
サナ
と、その前に
エンド
??????
サナ
ギュッッッ
エンド
!?
サナ
私の匂いも覚えてね
サナ
この匂いを嗅いだ時に私を思い出すように♡
サナ
マーキングよ
ふふふ
エンド
ドキッ////
エンド
サナ、よ、酔っているのかい、、?
サナ
えぇ
エンドに酔っているわ🤍
サナ
ふふふ
サナ
好きよ
エンド
あ、え、??
エンド
それってどういう、
エンド
///
サナ
あははははは!
エンド
!?
サナ
ちょろいわね笑笑
サナ
私がハニートラップをする時によく使ってる方法
サナ
みんな私に落ちるのよ
サナ
エンドも落ちた?笑
サナ
なんてね笑
エンド
ほんとにドキドキしたよ
心臓に悪い、、♡
エンド
破壊力がやばいね♡
サナ
色恋営業を使ったらヴァイスや両親、兄弟達に怒られるから普段は使わないけど
使う時は本気で相手を落としに行くわ
サナ
みんなちょろすぎなのよ
サナ
ちょっと甘い言葉をかけたらみんな私にメロメロよ笑
サナ
面白い笑笑
エンド
本気にするところだったじゃないか
サナ
本気にしていいんだよ?
私は本気
エンド
ドキッッッ
エンド
それも色恋営業の1部なのかい?♡
サナ
えぇ
サナ
1度やりだしたら面白いからやめられない笑