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大輝
しずく
しずく
しずく
笹宮さんは申し訳なさそうにする
大輝
大輝
大輝
しずく
しずく
笹宮さんは受け取った救急キットからシップと消毒液をせっせと取り出した
なかなかの早業…!
大輝
しずく
大輝
しずく
2人の間に笑いが起こった
そんな場合じゃないことは分かっている
だが笹宮さんと話すのが楽しいんだ
大輝
僕らはなんとか森さんと合流した
……だが森さんは「相馬さんをお願いします」
とだけ言って去っていった
しずく
しずく
しずく
大輝
正直みんなが何をしているか気になってしょうがない
早く行動したい
だけど今は目の前に相馬くんがいる
森さんだって相馬くんのために…
しずく
大輝
しずく
大輝
しずく
しずく
大輝
大輝
大輝
何を考えているんだ僕は
今優先すべきこと
自分がしなきゃならないこと
やり遂げるんだ!!
大輝
しずく
僕らは手当てを続行した
喜久山
森
森
鬼
鬼
見えない…
森の足でまといにはなれない!
鬼
鬼が走る音!!
地面を蹴って1歩、2歩……
今か!?
喜久山
俺は音の方向に蹴りを出した
鬼
まずいやらかした
横か……!!
鬼
森
喜久山
いってて…
どうやら森にタックルされたようだ
喜久山
おかげでナイフに当たらずにすんだ
鬼
喜久山
森
森は俺の手を引きながら距離を置く
鬼も間合いを詰めるタイミングを見計らっていそうだ
喜久山
森
喜久山
喜久山
嘘だった
俺はもう見えない
だが森がこのまま戦えば勝機は
森
森
喜久山
喜久山
良かった
俺はこれで足でまといにならない…
喜久山
喜久山
喜久山くんは壁のそばにゆっくり腰を下ろす
手で地面に触れる
喜久山
喜久山
森
森
喜久山くん
嘘なんだね
君はもう…戦えないのか
君のその目……久しぶりに見た
なのに眼鏡がない
見えないんだ
森
僕のやるべきことは分かっている
僕は鬼を睨みつける
さぁ……やろう
森
喜久山
喜久山
鬼
森
森
鬼
鬼
鬼
鬼
森
鬼
森
動いた!!
速すぎる!!動きが分からない!
右か?左か?縦ぶり?横ぶり?
予測できない…!
森
やけくそのパンチ
これで威嚇…
鬼
森
かわされた……!!
ダメだやっぱ俺じゃ……
勝てない!!
でも…
森
鬼
喜久山
あー
いってぇなナイフ
これどこら辺だ
脇腹辺りが熱い
体の細胞全てがビックリしてる感じ
経験したことない感覚だ
森
力が入らない
鬼
森
喜久山
喜久山
森
喜久山
鬼
森
森
残りの力
振り絞れ
右手を使え
細胞を活かせ
投げろ!!!!
喜久山
喜久山
喜久山の目から見えたのは涙だった
喜久山
喜久山
喜久山
森
鬼
森を殺させるものか
俺がここで…!!
喜久山
俺は受け取った眼鏡をかける
そして石を投げる
喜久山
鬼
鬼は咄嗟に防いだ
そう来るよな!!
見えてるぞ…!!
お前の動き!!!
森
ガードをするとナイフは使えない
なら横から崩す!!
鬼
喜久山
掴む!!
今度こそ……ぶん投げる!!
喜久山
アーマーおっも……!!
鬼
鬼
喜久山
鬼が何か言ってそうだったが
今は気にならない
喜久山
体全体を使え!!!!
鬼
ガッシャン
という音が聞こえた
っしゃ投げれた…
喜久山
手いてぇ……
そーいや怪我してるんだったわ
喜久山
森
喜久山
喜久山
森
森
喜久山
尚登
!?
誰だこいつは…
身構えろ…!!
喜久山
尚登
尚登
森
喜久山
喜久山
そうか完璧に忘れていた
逃げるのに必死だったが
俺ら以外にも生存者はいる…!!
尚登
喜久山
尚登
少し空気が揺らいだ気がする
尚登
尚登
そういう割には…顔が笑っている
喜久山
尚登
喜久山
尚登
尚登
森
喜久山
喜久山
喜久山
喜久山
尚登
尚登
良かった…
これで森も少しは安心だ
俺のためにここまで動いて…
元気になれたらなんてお礼を言えば良いのか
尚登
喜久山
尚登
目の前には箱があった
彼はそれを開けた
喜久山
喜久山
がっ
喜久山
腹が
熱い…!!
そんな
喜久山
尚登
喜久山
喜久山
尚登
鬼は血のついたナイフを見せつけながら言う
尚登