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『いつも通り』赤嫌われ

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『いつも通り』赤嫌われ

5 - 赤嫌われ『いつも通り』

♥

744

2022年02月26日

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花凜

わこかり!花凜です、。戦争大丈夫ですかね、、すごく不安です。

花凜

あ、では、物語へ、どうぞ!

那菜

はぁい!

那菜視点

那菜

ただいまぁ!

あ、おかえり、

おかえりなさい

俺が仕事から帰ってくると、いつもと家の雰囲気が違うことに気がついた

那菜

何かあったの?

そう聞くと、夷ちゃんは、

何も無いよっ!

と言った。

この雰囲気は勘違いなんだろうか?

いつもと違うなと少し怪しみながらもキッチンに目を向けると、

あいつが『いつも通り』ご飯を作っていた

莉依

……

トントントントンジュージュー

悲しそうな目をしながら。

那菜

はぁ、、

俺は、少しイラついた。

なんであいつが悲しそうな目をするのか

1番可哀想なのは爾繪琉くんなのに

那菜

ねぇ、こっち来て

そういうと、ビクついたように俺の顔を見る莉依

久しぶりに莉依の顔を見た

あれ、こんなに痩せてたっけ、

あれ、こんなに悲しそうだったっけ、

莉依

な、何、?

那菜

ねぇ、なんでお前が嫌われてるかわかってる?

莉依

ッ………はい、

那菜

知ってるんだったらさ、もう少し気、使えないの?

那菜

1番可哀想なのは?

莉依

爾繪琉くん

那菜

1番辛いのは、?

莉依

……

那菜

何黙ってるの?言いたいことがあるならいいなよ。

何、なんで分からないの?

辛いのは、爾繪琉くんでしょ、

莉依

ねぇ、お兄ちゃん、

久しぶりに言われた『お兄ちゃん』

いつも『兄さん』なのに、

莉依

俺さ、辛いよ、。

小さな声でそう言った莉依は、悲しそうな笑みを浮かべていた

…、!

気まずそうな、慧夷

那菜

何が?自分が悪いんでしょ

冷たく言い放ったが、

莉依

ずっとずっと、なんで俺、無視されなきゃいけないの?なんで俺、嫌われなきゃいけないの、?俺、もう限界だよ。

なんでこいつはこんなに苦しそうな目で俺を見るの、

その時莉依が袖をまくり、たくさん、赤い線の着いた腕を見せてきた

莉依

俺、耐えてきた。俺はまだ大丈夫って

莉依

でも、俺、無敵じゃないよっ。俺、人間なんだよ。

パチンッ

俺は無意識に莉依を叩いていた

那菜にぃ…

那菜

なぁ、いちばん辛いのは自分だって言いたかったの?その腕汚いから。気持ち悪い。被害者ぶらないで

……兄ちゃん…

俺は、、、

何故、莉依を叩いているの?

何故、言いたくない言葉を言っちゃうの、

叩かれた衝撃で崩れ落ちた莉依は、絶望したような、悲しそうな目で笑っていた

莉依

うん、。気持ち悪いね…w
うん。被害者ぶっちゃダメだよね。
ごめんなさい。仕事で疲れたよね。うん。ご飯用意するね。

そう言ってキッチンに戻って行った

ね、ねぇ、

ガチャ

爾繪琉

なぁ、

那菜

あ、居たの、?

ドアを開けてリビングに入ってきたのは爾繪琉くんだった。

どうした?

爾繪琉

俺の話。聞いてや。

瑠雨くん呼んでくるよ!

そう言って夷ちゃんは出ていった

どうしたんだろっ、?

ガチャ

瑠雨

どうしましたか、?

しばらくして、瑠雨くんと、夷ちゃんがリビングに来た。

爾繪琉

なぁ、莉依兄ちゃん、どっか行ってくれん、?

それまで俺たちを見てボーっとしていた莉依は、急いで出ていった

そして、改まったように

爾繪琉

俺から話があるからここ座ってくれますか、?

と少し不安そうな声で爾繪琉くんは言った

長い沈黙のあと

瑠雨

僕勉強あるので、、

と瑠雨くんが言った

花凜

はぁい!またあした!❤、たくさんちょーだい!

『いつも通り』赤嫌われ

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コメント

16

ユーザー

続き楽しみぃぃぃぃぃぃぃぃ()初コメです☆

ユーザー

莉犬くんやっと辛いっていえたのか

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