夏菜これあげる。
わぁ、ありがとう!
俺のとお揃いだ。
うん、 大切にするね!!
しまった! 今日はバス停で夏菜に 呼ばれてたんだった。
急がないとっ!
タッ
タッ
タッ
あっ、夏菜もう来て
キキィー!!
ドゴンッ!!
…えっ…
…夏…菜?
…なんで…どう…し…て…
ああああああああぁぁぁっ!!
蓮
蓮
蓮
蓮は、 夏菜との記憶を 思い出した。
夏菜と一緒にいた記憶。
夏菜に手作りのお守りを あげた記憶。
そして、
バス停の前、 蓮の目の前で事故が 起こり、夏菜が 死んでしまった記憶を。
蓮
蓮
蓮
蓮
蓮
大切な人の記憶を 忘れてしまった。
蓮
明日の朝、 始発のバスに乗ります。
ふと蓮の頭の中に 夏菜の言葉を思い出す。
蓮
〜バス停~
ダッ
ダッ
ダッ
蓮
蓮
夏菜
夏菜
蓮
夏菜
蓮
蓮
夏菜
夏菜
夏菜
夏菜
夏菜
蓮
蓮
夏菜
蓮
夏菜
蓮
夏菜
夏菜
蓮
夏菜
夏菜
プシュ〜
バタンッ
天国行きと書かれた バスがバス停に停まり、 扉が開いた。
夏菜
蓮
夏菜
夏菜
蓮
蓮
蓮
夏菜
夏菜
夏菜
夏菜
夏菜
蓮
夏菜
夏菜
夏菜
夏菜
蓮
蓮
蓮
蓮
夏菜
夏菜
夏菜
蓮
夏菜
夏菜
夏菜
蓮
夏菜
蓮
夏菜
またね
バタンッ
天国行きのバスが 動き出した。
夏菜を乗せて 空へと走っていく。
蓮
蓮
蓮は、 バスが見えなくなるまで 見送った。
コメント
9件
いい話だった!
夜桜猫 物語作るの馬すぎ〜😆✨
感動!!!😭 やばい!!! 天国で見守るとかいい話すぎる( ;ᯅ; )