『玉と砕ける』
hokutoside
hokuto
俺は、もう俺が俺の手で殺した大我に 話しかけた
大我は俺の彼氏だった
殺した理由... そんなの簡単だ
hokuto
こんな俺のわがままの為に大我には 死んでもらった
どいつもこいつも俺の大我だって 言ってるのに邪魔して来て
hokuto
大我の死はまるで "玉と砕ける" その言葉がぴったりだった
hokuto
俺は大我の美しい血が付いたナイフを 手に取った
大我は俺が思っていたよりずっと 脆くて儚い存在だったのだろう
そして俺が手を出すことは 許されない存在
hokuto
謝っても大我は戻って来ない それはわかってたけど俺は 謝った
hokuto
大好きな大我の所へ
hokuto
そう言い俺は大我の唇に 自分の唇を重ねた
その瞬間俺は大我が一瞬 笑ったように見えた
hokuto
ゆっくりとナイフを胸に近付ける
その後のことはよく覚えてない
だけど今、俺の目の前には 大我がいる
taiga
俺達は
"玉と砕ける"
END...
hokuto
Hana
Hana
Hana
Hana
コメント
7件
恐ろしい話だ