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ちむ✩.*˚
僕と零は幼馴染だった。
家も近くて、同じ学校で。
小さい頃からずっと一緒だった。
朝になれば迎えに行く
帰りも一緒。
休みの日も遊ぶ。
それが当たり前だった
天野 零
小学生の頃。
零はいつも笑いながら、走ってきた。
中学生になっても
高校生になっても
僕たちの関係は、変わらなかった。
周りからはよく言われた。
モォブ^^
その度に零は笑った
天野 零
でも。
僕は違った。
いつからか。
幼馴染じゃ足りなくなっていった。
僕は、零のことが好きだった。
ずっと。でも言えなかった。
もし嫌われたら。
もし今の関係が終わったら。
そう思うと、怖かった。
だから、隠した。
ずっと。だけど。
高校3年生になってから少しずつ変わっていった。
零の周りに人が増えた。
友達。 クラスメイト。 部活仲間。
零は誰とでも仲良くなれた。
白瀬 凪
天野 零
白瀬 凪
天野 零
零は笑う。
その笑顔が少し遠く感じた…
前は放課後も一緒だった。
前は帰り道も一緒だった。
前は、何をするにも一緒だった。
なのに。今は違う。
白瀬 凪
何気なく聞く。
天野 零
その言葉が増えていった
ごめん。
ごめんね。
また今度。
その度に胸が痛かった、
ある日の放課後。
校庭で零が友達と笑っていた
楽しそうだった。
その輪の中に僕はいない。
そのことがどうしようもなく苦しかった、
その夜
僕は眠れなかった。
頭の中は零ばかりだった
なんでこんな苦しんだろう。なんでこんなに 怖いんだろう。
考えなくても答えは分かっていた。
失いたくないからだ
誰よりも、大切だから。
でも、その気持ちは少しずつ僕達を変えていった。
天野 零
零が言った
白瀬 凪
天野 零
怒ってなんていない。ただ、苦しかった。寂しかった。
でもそんなことは言えなかった
言えば全部が壊れそうだったから。
そしてある日の放課後
誰もいない教室
零が言った
天野 零
僕の心臓が止まりそうになった
昔みたいに、幼なじみとして、親友として。
でも、僕はそこには、戻れない
好きになってしまったから。
白瀬 凪
零は少しだけ悲しそうに笑った、
天野 零
その瞬間、何かが終わった気がした。
連絡もしなくなった。一緒に帰ることも、なくなった、
気づけば、話すことさえ減っていた。
卒業の日
校門の前
零は友達に囲まれて笑っていた。
昔と同じ笑顔
僕が1番好きだった笑顔
でも、もう....
その隣は僕じゃない
零が歩き出す。
僕は呼び止めれなかった
白瀬 凪
小さく名前を呼ぶ
当然届かない、
それでも。最後だから、
白瀬 凪
何年も言えなかった言葉
何年も隠していた言葉
でも、届くことはなかった、
幼馴染だった、親友だった、大切だった。
そして.....
誰よりも好きだった
だけど、最後まで伝えられなかった
春の風がふく。
零の背中はどんどん遠くなっていく…
凪はただ見送ることしか出来なかった
もう二度と戻れない、 当たり前だった日々を思い出しながら.....
ちむ✩.*˚
コメント
3件
ちむさん、読んだわ…これ、めっちゃ胸にくる話だった…! 幼馴染から好きに変わってく過程とか、「ごめん」が増えてく寂しさとか、めちゃくちゃ生々しくて切なかった…。 最後、呼び止められずに言えなかった「好きだった」が刺さりすぎてやばい。バッドエンドって分かってても、この苦さ、癖になるよな…。 続きがあったら絶対読みたいし、この雰囲気めっちゃ好きです🔥
#青春恋愛
パピコ
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umi
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