~ 家に残された大人組はと言えば ~
桃 ⌒ ღ
橙…
下手に近づくなよ……?
( 適切な距離を保ち )
下手に近づくなよ……?
( 適切な距離を保ち )
橙 ⌒ ღ
わ……分かってるけど.
俺だって…結構限界…
( 頬を赤らめては
息を荒らげ )
俺だって…結構限界…
( 頬を赤らめては
息を荒らげ )
紫 ⌒ ✤
く……るし…っ,,
( 熱さに苦しんで
おり,息さえも
詰まり )
( 熱さに苦しんで
おり,息さえも
詰まり )
部屋には甘い香りが充満していた. 窓を開けることもままならない状況下
橙 ⌒ ღ
ど……どないしよ…
まさか紫〜裙がΩって
知らんかったし…
( 初めての事実に
改めて驚き )
まさか紫〜裙がΩって
知らんかったし…
( 初めての事実に
改めて驚き )
桃 ⌒ ღ
俺も知らなかったよ…
いつも元気そうだから,
てっきりαかβだと…
( 橙へ目線を合わせ )
いつも元気そうだから,
てっきりαかβだと…
( 橙へ目線を合わせ )
橙 ⌒ ღ
紫〜裙…
薬…あるんやろ?
今日飲んだん…??
( ふと薬の存在を
思い出し )
薬…あるんやろ?
今日飲んだん…??
( ふと薬の存在を
思い出し )
紫 ⌒ ✤
あ…,ある…
台所の…戸棚に…
( 段々と意識が
保てなくなり )
台所の…戸棚に…
( 段々と意識が
保てなくなり )
橙 & 桃
<2人> と,戸棚!?
桃 ⌒ ღ
お……俺取ってくる…
橙,俺がいない間に
取り乱すなよ.
( 一言言っては
取りに行き )
橙,俺がいない間に
取り乱すなよ.
( 一言言っては
取りに行き )
~ 薬を探しに来た桃裙 ~
桃 ⌒ ღ
どこだ〜っ……
お願い…どうか
耐えてくれ橙.
お願い…どうか
耐えてくれ橙.
ガサゴソ… ( 戸棚を全て開け )
桃 ⌒ ღ
こ…これか???
紫〜裙の名前
書いてあるし…
紫〜裙の名前
書いてあるし…
桃 ⌒ ღ
えぇい!!
一か八かだ!
待ってろ橙!!
今俺が行くからな!!
一か八かだ!
待ってろ橙!!
今俺が行くからな!!
近くにあったコップに水を入れ 処方された薬の袋を手に持ち 部屋へと向かい……
~ 薬を待っている間 ~
紫 ⌒ ✤
ご…めんっ…なさぃ…
ごめっ……なさっ…
( 泣きながら謝り続け )
ごめっ……なさっ…
( 泣きながら謝り続け )
橙 ⌒ ღ
……紫〜裙大丈夫や.
誰も責めてなんか
ないで…
( 理性を働かせ,
泣いている紫の
背中を優しく
摩るように撫で )
誰も責めてなんか
ないで…
( 理性を働かせ,
泣いている紫の
背中を優しく
摩るように撫で )
紫 ⌒ ✤
こんな…姿…
見せちゃって……
( 浅く呼吸をしつつ
涙の跡は頬を伝い )
見せちゃって……
( 浅く呼吸をしつつ
涙の跡は頬を伝い )
橙 ⌒ ღ
大丈夫,大丈夫.
みんな紫〜裙を
守りたいだけ.
( 本能に負けて
しまいそうな
程に瞳には紫が
魅力的に映り )
みんな紫〜裙を
守りたいだけ.
( 本能に負けて
しまいそうな
程に瞳には紫が
魅力的に映り )
桃 ⌒ ღ
戻ったぞ…!
よく耐えた…橙.
紫〜裙,はい.
薬と水…飲めそう?
よく耐えた…橙.
紫〜裙,はい.
薬と水…飲めそう?
紫 ⌒ ✤
薬…,
ほんと…にごめんっ…
( 力が入らず
飲めないことに
謝り )
ほんと…にごめんっ…
( 力が入らず
飲めないことに
謝り )
桃 ⌒ ღ
俺抱き上げるから.
橙,口移しで
薬飲ませて.
( 方法が
それしかなく )
橙,口移しで
薬飲ませて.
( 方法が
それしかなく )
橙 ⌒ ღ
分かった…
紫〜裙.
もし制御できなく
なって,喰ったら
後で俺の事
殴ってええから.
紫〜裙.
もし制御できなく
なって,喰ったら
後で俺の事
殴ってええから.
紫 ⌒ ✤
…
殴ったりなんか…
しない…よ,
( 力なく笑い )
殴ったりなんか…
しない…よ,
( 力なく笑い )
桃 ⌒ ღ
紫〜裙いくよ??
( 体に手を回し )
( 体に手を回し )
持ち上げては橙裙の方へ向かせ
橙 ⌒ ღ
ん……
( 口に水と薬を含み
紫へ口付けをし )
( 口に水と薬を含み
紫へ口付けをし )
紫 ⌒ ✤
んっ…,
( 口付けを受ければ
そのまま薬を
上手く飲みこみ)
( 口付けを受ければ
そのまま薬を
上手く飲みこみ)
橙 ⌒ ღ
やばい.桃張.
俺……もう無理や.
( 息を荒くし )
俺……もう無理や.
( 息を荒くし )
♡ 10で次 作成いたします. ~ 次回 ~ 第4話~ 抑えられない気持ち ~