抱きしめられた時間が、
変に長く感じられた。
彼は、仲間になって欲しいとも
縁を切りたいとも言わなかった
夢主
...海軍から逃げるのなら、
夢主
私からも逃げてることになるんだよ。
決して、彼の背中に腕を回すことは無かった。
ルフィ
...そうじゃねぇ。
上手く、受け入れられないみたい
だから、彼を私から離した
夢主
海軍という立場を私が捨てれたとしても、
夢主
ルフィは、海賊の立場を捨てられない
選択肢は、確定していた
夢主
だから、今日でおしまいにしよう
こんなに、未練があってはダメだ
もう二度と、前を向けなくなる
もとあった場所に、戻すんだ
夢主
私は、ルフィを捕まえるし、
夢主
ルフィは、私から逃げるの
それで、何もかもが元通り
それが、1番の最善策だ
ルフィ
なら、一つだけ聞かせてくれ。
夢主
...うん、いいよ、
これが、兄弟という関係でいれる
最後の、話だと思う、
ルフィ
...じーちゃんは、元気にしてるか、
夢主
っ、、笑
ルフィ
な、、わ、笑うんじゃねぇー!
普通は、俺が兄弟でよかったか、
本当に海軍でいいのか、とか
私に関する質問を投げかけてくる、はずなのに
やっぱり、彼だけは違うみたい
夢主
ガープかぁ、、いつもせんべい食べてるよ(笑)
ルフィ
じーちゃん、変わってねぇ!!
夢主
あぁ、そういえば、サボは、?
ルフィ
革命軍ってとこで、頑張ってるぞ!
私たちは、最後の話をした
でも、最後の話には相応しくなかった
その時だけ、我を忘れて、
海軍という立場を忘れて、
私の兄弟で、海賊である男と
笑える話ばかりした。