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颯斗
久しぶりに帰ってきた家。
意外にもきれい好きななおくんの割には部屋の中は散らかってぐちゃぐちゃで、一体どんな生活をしていたんだろうと心配になる。
颯斗
直弥
ソファに2人で並んで座る。
顔色はだいぶ良くなってきたけど、俺の手をつかんだり離したり...とまだ落ち着きがない感じが残っている。
颯斗
聞いてもいいのかなとずっと様子を伺っていたけど、意を決して口を開く。
直弥
颯斗
直弥
直弥
静かに涙が溢れるなおくんに、 近づいていいかの確認をとってから傍に寄る。
颯斗
直弥
なおくんの気持ちも分かって、 俺の問題は解決……
でも、まだなおくんの問題が残ってる。
颯斗
颯斗
颯斗
電車というワードだけでもビクッと過剰に反応して、ソワソワとしだす。
なおくんと目を合わせ、 「大丈夫」と繰り返せば、 ポツリポツリと話始めた。
直弥
颯斗
つまり、電車で痴漢にあったって事か。
直弥
颯斗
颯斗
ふと沸き上がる疑問。
あの状態で無理して電車に乗ってたとは思えない。
直弥
颯斗
直弥
颯斗
颯斗
颯斗
颯斗
おいで?と腕を広げればなおくんが胸に飛び込んできて、ようやくぎゅっと抱きしめられた。