助けて

颯斗に全部話してやっと誤解が解け、 颯斗と触れ合える。

ずっとずっと求めていた温もりがここにはあって、心が落ち着く。

悩んでるのも、颯斗を頼るのもかっこ悪いと思ってたけど、こうやってもう一度一緒にいられるなら、話して正解だったと思う。

気づけば颯斗の目から涙が溢れていて、 急に慰める側が逆転する。

わしゃわしゃと頭を撫でればすぐに泣き止んで笑ってくれた。