この作品はいかがでしたか?
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コメント
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あの、この話のリメイクする前の話しとかはどこにありますか? 見てみたいって思って☺
「世界の工場と呼ばれる中国の生産事業を支え ここまでは経済を発展させた。」 ってあるんですけど、「ここまでは」の「は」ってもしかして誤字だったりしますか…? 違ってたら本当に申し訳ないです!!!! この話マジで好きなので続き全裸待機してます!!😆
ぬあぁにがイチャイチャ要素入れれなかったですか!!!? これはイチャイチャですわ!!✨😎 例え祖国様が寝ていてあとの御二方が騒いでいるだけだとしても!そこには確固たるものがあるのですよ!!!(☆∀☆)それはなにか!そう、尊いという素晴らしいものです! …久しぶりに小説でテンション爆上がりしましたわ 失礼いたしました(、._. )、 やっぱり主様の作品大大大好きです(,,- -,, )︎💕︎︎
主
主
主
主
ロシア
啜り泣く声が徐々に聞こえなくなった。 日本の顔を覗き込むと、子供のようにあどけない寝顔で掠れた寝息を立てながらすやすやと眠っている。
ロシア
ロシアは、日本を片腕で持ち上げると どうせ、居るんだろうと言わんばかりの 確信を持った声音で中国の名を呼ぶ。
中国
中国が不服そうな顔をしながら 部屋の中に入って来た。
ロシア
中国
と、中国は日本に対して小言を言いつつ 自分の着ていた上着を脱いで日本の肩に それをかけるとロシアから荷物を受け取った。
中国
日本が心配で、わざわざ様子を見に来て 彼が泣いていると分かると 落ち着くまでドアの前でずっと待っていた癖に 口を開けば憎まれ口ばかり。
バレてしまっていたのが 格好がつかないとでも思っているのだろうか。 つくづく難儀な性格をしているなと思った。
ロシア
中国
中国
ロシア
ロシア
中国
ロシアの言葉に、中国は焦った様子も無くそのまま話しを進める。
中国
日本はアメリカとの同盟を破棄 それに伴い、一部国または地域との国境を封鎖 該当する地域の企業とは全て取引を停止 また、在日米軍は直ちに撤退を命ずる
そして…
新たにロシア・中国との露日中同盟を締結する。
中国
ロシア
中国
中国
ロシア
ロシア
ロシア
ロシア
中国
***********
日本が再度目を覚ましたのは 中国達が用意した新居に到着した時と同じだった。
あんなに大泣きしたはずなのに 腫れるどころか 妙にすっきりした目元をこすりながら 車を降り新居に入る。
北朝鮮
北朝鮮
北朝鮮
北朝鮮の言う通り、最近ベットでしっかりと寝た記憶は無いに等しい。 一応ベットに入り目をつぶって 何度か寝ようと試みてはいるのだ。
だが、寝なければと強く思えば思う程 目が冴えてしまい、また余計な思考が日本の頭を埋め尽くす。 それが嫌で、デスクに向かい仕事に没頭すると いつの間にか机に伏せて朝を迎える。
ここ最近は、それを繰り返しており そんな寝方で、質の良い睡眠を 取るなんて出来る筈もなく。
身体も頭も休め無いまま 身体に疲労だけが蓄積されていくだけだった。
ただでさえ日本は ドイツと同じく社畜魂が極まっていて 1週間の平均睡眠時間は3時間弱だ。 元々薄らと出来ていた隈も 今まで以上に、ハッキリと目の下に影を落としている。
日本
北朝鮮
北朝鮮
北朝鮮
日本
どうやら北朝鮮に見透かされていたらしい。 これ以上、反論したら気絶させてでも 無理矢理ベッドに押し込む雰囲気を 北朝鮮が醸し出してるので 彼の言うことに大人しく従う他無いようだ。
事実、北朝鮮の指先に力が籠っている気がする。 手刀でも決めるつもりだろうか。 実際は、漫画のように簡単に気絶しないので普通に辞めて頂きたい。 無駄に首筋を痛めてしまうだけである。
北朝鮮
日本
北朝鮮
日本
北朝鮮
日本
日本
北朝鮮
改めてお礼を言われて 急激に気恥しさが込み上げて来た北朝鮮は 力任せに速攻で扉を閉めた。
ここまでしたのは別に日本のためでは無いし ロシアと中国に頼まれたからだ。 絶対に断じて日本の為に動いた訳では無いはずだと 自分に言い聞かせる。
北朝鮮
北朝鮮
日本の言葉で ふわふわと浮き立つ思いに心を飛ばしつつ もうそろそろ夜も深けてきた頃なので 自分も寝なければと1階に戻ろうとした時だった。
中国
後ろを振り返ると どこか拗ねた顔をした中国が 北朝鮮を半眼で見据えていた。
北朝鮮
中国
北朝鮮
北朝鮮
中国
中国
中国
北朝鮮
中国
あまりにも不条理である。 一方的な不平等条約の理不尽さ等 彼が1番理解してるだろうに。
まだ、若いのに意外と物覚え悪いのかなと北朝鮮は心の中で思った。 顔には断じて出していない。
北朝鮮
中国
中国
北朝鮮
中国
ロシア
ロシア
ロシア
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イギリス
イギリス
イギリスは、眉間に付いた皺を 揉みほぐしながら疲れた様子でそう呟いた。 今この場には、アメリカと日本を除いたG7の面々が顔を揃えている。 アメリカは、日本と喧嘩したその日から 表舞台には顔を出さず人伝に指示を出しているらしい。
ドイツ
米ソ対立が終わり、ソ連が崩壊した後 長い間、この世界の覇権を握っていたのはアメリカである。
そんな、長く続いていたアメリカの 確固たる地位に対抗する様に 近年、経済・軍事力共に頭角を現し始めたのは中国であった。
広大な土地に眠る豊富な資源と 今でこそインドに抜かされてしまったが それでも、14億人という圧倒的な人口は 世界の工場と呼ばれる中国の生産事業を支え ここまで経済を発展させた。
現在、この世界はアメリカと中国が 二分していると言っても過言では無い。
フランス
フランス
現在日本が、主に海外に依存しているのは 資源と食料である。
食料輸入に関しては、加・豪等西側が多いが 経済制裁としてそれらを制限したとしよう。 その被害を1番被るのは誰になるのか。
他でも無い。 その国に身を置いている 国民達の生命だ。
厳しい立場に立たされているというのに 無関係のもの達を巻き込めば、世界中から今以上に非難の目を向けられるのは必須と言えるだろう。 それに食料は、日本国内でも多少であれば補える。
それでは、他の制裁に関してはどうだろうか。 日本は、資源が乏しい国だ。 昔は、資源を求め世界を相手に激しく対立し 最期には、再起不能と言われる程 完膚無きまでに叩きのめされた。
確かにまだ資源は、海外に依存していることに間違いはない。 だが、昔と今では状況が全く異なっている。
今回、日本が同盟を組んだロシアは自然エネルギー資源が世界トップクラスで、中国は一番の貿易相手。 1番依存している石油は 主に中東アジアから輸入している。
石油の4割を輸入しているサウジアラビアは 中立の立場を保っており、また中東アジアには 東側諸国で唯一の友好国であったイランがいる。 足りない分は、彼から輸入量を増やせばいい。
フランス
西側諸国は、打つ手がない状態であった。
イタリア
イタリア
イギリス
ドイツ
イギリス
ドイツ
あのような惨劇をまた 繰り返す訳にはいかない。
**********
中国
中国は、日本の隣に寝転び伸びをしながら 耳に手を当てて端末を弄っているロシアに声をかけた。
ロシア
ロシア
中国
中国
アメリカは、目先の問題の解決にのみ 気を取られ本当に大事なものを見誤った。
事態を悪化させない為にと行った行動が いらぬ火種をまき散らし 収拾が付かないほどに燃え広がっている。
誰も今までの間違ったやり方を指摘せず 今回も、自分の行動が正しいと信じて 疑って居なかったであろう彼は 何が間違っていたのかと答えの出ない問いに 今頃、頭を抱えているだろう。
中国
そんなアメリカの様子を思い浮かべた中国は 人の悪い笑みを浮かべ 声に隠しきれない愉悦を滲ませながら 一言そう吐き捨てた。
中国
ロシア
ロシア
中国
中国
中国
そう断言した中国の顔は 絶対的な自信に満ち溢れている。 彼は、負けてしまうかもしれない等の 国でさえも感じる畏怖や懸念を微塵も 感じていないのだろう。
敵に回すと厄介なことこの上ないが 味方になると、中国以上に頼もしく思える国は他にいない。 まぁ、中国の実力は信用しているが 彼自身は信用も信頼もしていないのだが。
日本
ロシア
中国
2人は、寝てる日本を起こさない様にと 小さい声で話してはいた。 だが、彼が少し身動ぎしたことで 起こしてしまったかとバッと視線を日本に向ける
どうやら寝返りをうっただけの様だ。 相変わらず、穏やかな寝息をたてて 気持ち良さそうに寝ていた。
中国
ロシア
中国
ロシアは、ベットボードに枕を縦に起き それを背もたれにして上半身をあげている体勢をしていた。
ちょうど持ちやすい所にロシアの腰があったのだろう。 日本は、彼の腰に手を回し猫のように ぐりぐりと頭を押し付けると そのまま洋服に顔を埋めている。
ロシア
それを羨んだ中国がロシアに抗議するが 一切の迷いも無く中国に拒否の言葉を返す。
中国
中国
ロシア
中国
言うが早いか即意義を唱えるロシアに 少しぐらい悩んでくれてもと思った中国は ロシアを恨みがましい目で睨み付けた。 彼にそんな慈悲な心ある訳無いのだが。
自分だって今回は 日本の為にひたむきに頑張っているのに 北には、抜け駆け(だと思ってる)されて ロシアは毎回美味しい所を持って行く。
別に見返りを求めてやっている訳ではないが これでは、余りにも俺が不憫すぎやしないかと中国は思った。
いや、無駄に見栄を張ったが普通に見返りは欲しい 寧ろ、今恩を売っておいて今後利用させてもらう気は満々なのだが。 当たり前である、なんの見返りも無しに行動する程 中国は聖人君子では無い。
中国
ロシア
とても分かりにくいが、普段ニコリともしないロシアの口角が少し上がっている。 彼の表情筋は、仕事を放棄していると常日頃から思っていたが日本に対してだけは違うようだ。
中国
中国
そう言うと中国は、後ろから日本を抱きしめた。
ロシア
中国
ロシアに頭を捕まれ、後ろに押されるが そんな力で引き剥される程ヤワじゃない。
中国
ロシア
日本
まぁ、こんなに近くで言い合いをしていれば どんなに小さい声で話していても 起きてしまうのは当たり前な訳で。
それまで、大人しく寝ていた筈の日本が ガバッと起き上がると勢い良く2人の方に 顔を向けた。 そして、普段では絶対聞く事などありえないだろう低い声で
日本
と静かにブチ切れた。 その目は、完全に目が据わっている。 怖すぎである。
ロシア
中国
謝罪の言葉を聞いた日本は再びベッドに倒れ込んだ。 そんな彼を2人は大人しく見届ける。
ロシア
中国
ロシアと中国は、堅く心に誓った。 今後は絶対寝入ってる日本の周りでは騒がないと。
教訓
藪は突くな、蛇が出る。
アメリカ
アメリカ
アメリカ
アメリカ
アメリカ
アメリカ
アメリカ
アメリカ
アメリカ
アメリカ
アメリカ
アメリカ
再教育の時間だ
主
主
主