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君に染まるまで

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君に染まるまで

30 - 30話

♥

1,542

2025年12月18日

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「じゃぱぱのことはもうなんと思ってない」

知ってる。 今更こんなこと聞いたって別に悲しまないし。

ただちょっと、ムカつくだけ。

そっちから近づいてきて好きにさせて ずっと一緒にいようって約束したのに 最後はやっぱり別れようなんて そんな自分勝手なゆあんくんにムカつくだけ。

だから全然、悲しくなんかないよ。

jpapa

ふぅー……
やっぱり緊張する

tattsun

そりゃそうだろ

tattsun

俺だってドキドキしてる

11月中旬になって、今日は遂に試験当日。

会場に着くと今まで感じたことない くらいシリアスな空気感を肌で感じて 一気に緊張してきた。

jpapa

ね、どうしよ……
ちょっとお腹痛いかも

いつもはあまり緊張する方ではないのに 会場の雰囲気にのまれて少し胃が痛んできた。

tattsun

大丈夫、ほら

jpapa

え!これ

tattsun

お揃い

tattsun

俺も頑張るから
じゃぱぱも頑張ろ

首に紺色と水色のマフラーが巻かれて 一気に暖かくなった。

たっつんがつけてるのは グレーとクリームっぽい色の 色違いのやつだった。

jpapa

……俺にくれるの?

tattsun

うん、行こ

自分の席に着いてからも 周りの雰囲気がすごくて本当に 俺大丈夫なのかな?ってすごく不安になった。

けどたっつんがくれたマフラーを見たら 俺もやらなくちゃって思えた。

そこからは必死になって問題を解いた。

幸い集中力はある方で朝から 夕方頃まであるテストでも 実力を発揮できたと手応えを感じた。

tattsun

💬 門の前にいるよ

無事1日の試験が終わって会場を出ると もうたっつんが外で待ってた。

jpapa

お疲れ様!

tattsun

本当に、おつかれ

会場のすぐ外でたっつんに 抱きつかれて人が沢山いるのに……って 結構恥ずかしかった。

jpapa

ぅ~、苦しい

tattsun

やっと終わった……
疲れた…

jpapa

今日はゆっくりしよ

たっつんもだいぶお疲れモードだったから 俺たちはすぐに家に帰ることにした。

mother

こんな所で寝ないで
ちゃんとベッドで
寝なさい

jpapa

んぅ……はい…

ご飯もお風呂も済ませたあと ソファでウトウトしては起きてを繰り返して いたらお母さんにそう言われて自室に行った。

まだ寝るのには早い時間だったけど 緊張疲れしてた俺はすぐに眠ってしまった。

jpapa

(ん……くすぐったい)

jpapa

(……この匂い
なんか懐かしい…)

目を開けると、外は真っ暗だった。

なんか手が暖かくて見ると大きな手に 包まれててカーペットに座って ベッドに突っ伏して寝ているたっつんがいた。

jpapa

え……たっつん?

tattsun

ん……

俺が体を起こすとたっつんも身じろいで ゆっくり目を開けた。

tattsun

……あ、起きた?

jpapa

え、なんでいるの

tattsun

会いたくなっちゃった

へにゃりと笑ってそう言われて チカチカ光ったスマホを見ると たっつんから凄い連絡が来てた。

jpapa

あ…俺すぐ寝ちゃってた

jpapa

ごめん

tattsun

いいよ

tattsun

俺が会いたかっただけやし

jpapa

起こしてくれれば
良かったのに

tattsun

俺も眠かったから
大丈夫だよ

それはきっと彼の優しさで俺を起こさないで 自分は1人で布団もかけずに床に座ってて すごく申し訳なく思った。

jpapa

寒いでしょ?
ここ、くる?

俺がベッドの端っこに寄って スペースをあけると予想外にも たっつんは首を横に振った。

tattsun

いや、大丈夫

jpapa

なんで?
そんなに狭くないよ

tattsun

そういう訳じゃないけど笑

よく分からなくて首を傾げていると 項を支えられてキスをされた。

tattsun

同じベッドに
入ったら我慢できなく
なるからだめ

耳元でそう言われて恥ずかしかったけど 俺の家だから気にしてくれてるんだって 思ったらちょっと嬉しかった。

jpapa

別に、我慢しなくても
いいのに……

独り言を言うみたいに ボソッと呟いたらたっつんが頭を抱え始めた。

tattsun

……なんでそういうこと
言うんかな

たっつんがベッドに乗ってきて 自然と床ドンみたいな体制になった。

でも軽くキスされただけで それ以上はしてこなかった。

jpapa

……しないの?

tattsun

じゃぱぱの家やし
今日は我慢する

jpapa

ふーん、真面目

ゆあんくんとは大違いだ、なんて また無意識に2人を比べてしまってた。

tattsun

……ね、さっき
誰か来た?

jpapa

ん?いつ?

tattsun

俺の前に
誰か来たかなって

jpapa

え、誰も来てないよ?

tattsun

……そっか

たっつんが来るまではずっと寝てたし お母さんは部屋に来たかもしれないけど。

なんでそんなこと聞くんだろうと 思ったけどなんとなく聞かない方が いい感じがして結局聞けなかった。

jpapa

本当に帰るの?

tattsun

うん

tattsun

今日はちゃんと寝よ

jpapa

ここで、寝て
行ったらいいのに

mother

そうよー泊まって
けばいいのに!

tattsun

あはは、またゆっくり
できる日にお邪魔します!

tattsun

じゃあじゃぱぱ
おやすみ

たっつんは0時前に帰った。

俺とお母さんで見送って俺もまた眠気を 感じて寝ようと部屋に戻ろうとした。

mother

そういえば
ゆあんくんと
ちゃんと話せたの?

jpapa

……え?

お母さんの言葉に階段を上る足を止めた。

jpapa

……なんのこと?

mother

なにって、さっき
来てたじゃない

mother

玄関で久しぶりだねって
声掛けたら、最近喧嘩
しちゃったからって
言ってたわよ

mother

ちゃんと仲直り出来たの?

jpapa

(どういうこと?)

jpapa

(ゆあんくんが来てたの?)

「早く仲直りしなさいよー」 ってお母さんは言って リビングに戻っていった。

とりあえず俺も自分の部屋に戻ろうと 階段をあがった。

スマホを見てみるけど、特に連絡も来てない。

jpapa

(疲れた……
意味わかんない)

疲れて思考回路が回らないし もう頭を使いたくないので寝ようと思って 電気を消そうとした時 勉強机の上に何か置いてあるのに気付いた。

それは小さい箱で、見覚えがない。

細い紐で結ばれたリボンを外して箱を開ける。

jpapa

え……

中から出てきたのは小柄なネックレスで 今の俺には眩しいくらい輝いて見えた。

箱の下に挟まれてた 小さいメモみたいな紙には、

「誕生日プレゼント 遅くなってごめんね 受験お疲れ様」

って、それだけ書かれてた。

jpapa

…………ばか……

本当、最後まで自分勝手。

忘れようと頑張ってるのに 俺の気持ちなんか無視して入り込んでくる。

……なのにこんなに振り回されてるのに なんでずっと頭の中にいるんだろう。

なんで、俺は今 こんなに悲しい気持ちになってるの?

この作品はいかがでしたか?

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コメント

16

ユーザー

続き待ってます😻

ユーザー

11時50分(夜の)まで寝てた挙句urりんの生誕祭で見るの遅れました😭💦 ya君、誕プレあげれたのは良かった!ここからどうなるんだろ…🤔💭

ユーザー

ゆあんくん、、いい人すぎる!! たつじゃぱかわよすぎるっ✨️、LOVE〜〜!! たつじゃぱかゆあじゃぱ、どっちになるんだろ〜???

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