大魔法使い

!?

俺とショッピ君を交互に見るシナ

ゾムにほかのとこ行こ言われたけど…

( ˙꒳˙ )ﾏﾁﾞｶﾖ あんな睨まれてた僕がまたご主人様といて…僕生きて帰れるかな…

あ、まってそんな普通に弓渡されても

僕は前世ゾムに鍛えられてたけど身体能力は低いし腕力も当然ない

まあ軽い弓矢でも軍人が持つものだから一般人には全然重いぜよ

僕の手に弓を正しく握らせてくれるゾム、そんなことより重いってー!

2人にめっちゃ見てもらうのはいいんだけどそんなことよりめっちゃ周りにコソコソ言われてるんですが???

僕の猫耳は聴力高いんやぞゾムとかに聞こえんくても僕には全部聞こえとるわ

しゃーないからさっさと打つか手がちぎれる

…ｷﾞｷﾞｯ

ﾋﾟｭﾝｯ

でもやっぱり重くて打ちづらいなあ そーだっ!

ロボロに案内されるがままに後ろをついて行く

ガチャ

扉の先には

触って魔法陣を展開する

ロボロは突然の魔法陣にも聞くだけで落ち着いている、信頼してもらえてるんだろうなあ 嬉しいわ

わかってないなwまあいいけどね

…ふぅん?結構いい素材のいい所を最大限に引き出してるね、だけどこれじゃあ何よりも重いなw

圧縮…したら大分精度落ちちゃうから…こうだ!

見るだけでわかるんだ…さすがすぎだろ

増やした弓を持ちロボロに向ける

力を入れるが、重さが感じれなかったロボロは？マークを出す

訓練場に戻ったよん

マネキンが横に動くタイプの的…なんでそんな急にハードル上げてんのよw

ｷｭｲｯ…ﾋﾟｭﾝｯ

あー耳に付けてるあれね(?)

部屋の前についた

「「うーん…」」

ｺﾝｺﾝ

「＿＿!? ＿＿＿＿＿!!」

「＿＿、＿＿＿!」

空く気配なしw

ｶﾞﾁｬ

…やっぱ“ルビー”は僕の“お母さん”の事だったかー…はあ…

周りを見ればみんな僕のことを見て目を白黒させている

ﾄﾞｼｯ

殴られた

僕の前に立ってくれるご主人様と僕を心配してくれるロボロ

包丁を振りかざすお母さん

ﾊﾞﾝｯ

お母さんはロボロとトントンに鬱先生の部屋に連行された

記憶喪失並に忘れん坊な自分に猫パンチだな☆

この人前世の部屋でも僕がいるのに散らかしてたなあ…

ｶﾞﾁｬ

入った部屋は前世より散らかってるなあ… 足の踏み場はあるけど端に寄せてるだけだからめっちゃ空間が狭いなあ…

お片付け終了

ソファに座る

机の上に紙がある、なんだこれ

手をさし伸ばし取ろうとする

時計を見て言う、あ、でも前世の時間だったっけ

あ、前世と同じ時間なんだw

ｺﾝｺﾝ

ｶﾞﾁｬ

ん…?ゾムさんの後ろに誰か… シナさんか

うわあ〜 ゾムさん殺気漏れてますよ…w

てかシナさんが出れないでいますね… ほかのみなさんは気づいてないようですし…

ﾎﾞﾌｯ

僕もやっぱここが1番落ち着くぅ〜

?

は?ナイフがこっちに向かって

あ、ご主人様ナイスキャッチ、あ、刃の方握ってるから切れて血が出ちゃってるじゃん!?

人間の姿に戻りアイツに魔法を放つ

あ、やべ反射で打っちゃった 方向転換しなきゃ💦

勢いよく方向転換して自分に帰ってきた、終わった さよならこんな馬鹿な終わり方ですまん

魔法の痛みは感じなかった、けど頭を打つ痛みがした

ｺﾞﾂｯ

意識よさらば

人に戻って急に魔法放ったと思ったら自分の方に返させて…気づいたら俺は魔法を避けるように押し倒した

目を開けないシナを起こす、気を失っているみたいだ

とりあえず医務室に、と思い抱き上げる

衝撃的な痛みに身を震わせる、ナイフの刃で切った手だったなそういえば…

全員状況が読み込めず硬直してて、やっとみんなが動きだした

はあ?ﾌﾞﾁｯ

さすがに黙ったか

ふーん、キレてるのはみんな“も”か

僕は真っ白な天井を見上げ、起きた

頭がギンギンする、押し倒された時に頭打ったんだろう

てかそれよりご主人様は!?

指を指した先には僕のベットの横の椅子で寝てるご主人様が

僕を守るために…