コメント
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メリーバッドエンドすぎる、、助かってほしかったな😭
最高
面白かったです!
アイツがあんな顔をするのを、 久しぶりに見た。 おもしれぇ程ぐちゃぐちゃな顔してさ、 アイツが記憶を思い出していくのを見て やっとオレは生きた感覚を感じた。
俺の手であいつを幸せに出来なかったのは、クソほど悔しい。 けど、あいつになら、蘭になら任せていいと思った。 凪はきっと、記憶が無い間は あいつが好きだったから。
凪
三途
凪
凪
三途
凪
三途
三途
凪
うん。やっぱり違う。
三途
きしょい妄想の中に行きそうになった俺 ほんっと最後までダメな彼氏でしたよー 俺は、 幻覚か、妄想かで、 お前と違うお前と浮気したわ笑
凪
凪
凪
ここで俺は痛みも何も感じなくなった。 暗闇に急に意識を放り投げられた。
凪
やっと諦めたか、 そう思った瞬間
蘭
蘭
思いっきり長い足で俺の顔面を蹴った。 ちょっとよろけたが、 これくらいで離す訳には行かない
凪
蘭
凪
蘭
凪
凪ちゃんの蹴りが思いのほか強く、 効いたのか、 頭がクラクラするのを感じる。
そしてそんな所を容赦なくもう1回蹴られた。 ただでさえ、瓦礫に身体中ぶつけまくってボロボロなのに、追い打ちで蹴りを 食らわされ、さすがの俺も意識を手放した。
凪
凪
凪
固く足を掴まれていた。 片脚だけ強く強く。 もう折れるんじゃないかって程、 履いていたヒールを思いっきり頭に ぶつけさせて、やっと離してくれた。
凪
きっと瓦礫が落ちてこないであろう 丈夫で出来ている場所にさっさと蘭を 移動させて私は来た道が崩れないうちに 走って戻った。 履いていたヒールも思いっきり 捨てて。 ヒールは思いっきり裏を向いた。
部屋に入ると1人でなにか喋っているはるちよを見つけた。 その後すぐ意識を手放した様にぶっ倒れた。
凪
さっさと瓦礫からはるちよをどかそうとするが、 ただ引っ張り出そうとしたら、 体を持つと傷つけるか、 上半身と下半身で別れるかの2択だった。
凪
どうやっても動かない瓦礫。 そりゃそうだ。 女1人だけの力で動くわけが無い。
もう無理だ。 手遅れなんだ。
凪
凪
凪
瓦礫の下敷きになり 動かない彼を抱きしめ、 私も静かにこの研究所にのこった。
凪
愛してる。
「逃げ遅れ研究員。」
目が覚めたそこには、 青空が拡がっていた。 俺の周りには、 逆さを向いてころがっているヒールが 落ちていた。
その時理解した。 あぁ、きっとアイツらは、 自ら逃げ遅れたんだって。
それで凪ちゃんは、 俺が生き延びられるようにまで 気遣ってくれたんだって。
俺はまた、 一気に2人"仲間"を失った。 青く澄んだ空なのに、 俺の目からは 雨がどんどん降ってきた。
2人の仲間へ。 いつまでも御冥福お祈りします。
俺は久しぶりに声を荒らげて泣いた。
逃げ遅れ研究員 ~完~