保健室
本来、保健室というものは体調が優れない時、もしくはそこの先生に用がある時に来ることが多いと思う
俺もそういう理由でここに来ている
だが、しかし…なんという事だ、
先生がいない上に、閉まったカーテンの中から吐息のような声が聞こえてくるのだ
康太
康太
万が一体調が悪い生徒が寝ている最中だったら良くないと思い、そーっと入ってきたせいで気付いていないらしい
…こいつらは体調が悪いどころか、色んな意味で元気すぎているようだがな
康太
康太
多少の妬みも含まれた複雑な感情を飲み込んで俺はその部屋を出ていこうとした
その時、さっきまで聞こえていた声がパタリと止み、シャッとカーテンが開く音が聞こえてきた
怜
男子生徒
康太
ハッと振り返るとカーテンを開けて出てくる男と目が合ってしまった
その男2人の服装はかなり乱れている、
いや、そんなことより…、、
康太
康太
怜
両方が男であることと、普段同じクラスで生活している怜がこういう事をしているということが衝撃だった
怜は俺の目を見て離さない
怜
焦らず冷静な様子で話しかけてきた
しかし隣にいる男は焦り倒している、
康太
俺は実は少し聞き入ってしまっていたことを咄嗟に隠した
怜
怜
康太
怜
怜はヘラ、っと笑いかけてきた
康太
その顔は良く整っていて綺麗だと思ってしまった自分がいた
康太
康太
康太
怜の体に複数ついた赤い跡から急いで目を背けて俺は逃げるように部屋を出た
ぴしゃりとドアを閉めて壁にもたれかかる
康太
康太
何故か早くなる鼓動を抑えようと心臓の辺りをぎゅうっと掴む
康太
康太
康太
俺はそう思いつつもしばらくその事が頭から離れなかった
別の日、
俺はあの日から怜のやつが目に入る度にあのことを思い出す
元は全く絡みのない男だったし、こんなに引きずる必要も無いのだが…
行為中の怜の表情、声、仕草が勝手に浮かんでくる
康太
康太
俺はまた今日も考え込みながら鞄を持ち教室を出ようとすると、突然声をかけられた
怜
康太
今1番声をかけられたくない奴にかけられてしまった
怜
怜
康太
康太
康太
運がいいことに今日はたまたま友人と遊ぶ予定が入っていた
それを盾に何とか逃げ…
友人
友人
友人
友人
友人は俺の返事を聞く間もなく去っていってしまった…
康太
怜
俺はもう言葉を発することななく腕を引かれた
ここは…更衣室だ、
手を引かれた時から少し嫌な予感はしていた
康太
怜に軽く押し飛ばされ、俺はロッカーに背中を着いてそのまま座り込んだ
ニヤリと嬉しそうな笑みを浮かべると怜は俺を跨いで膝立ちした
康太
怜
怜
康太
怜
怜は俺の肩を左手で押さえて、右手を自分の尻の方に回した
そのまま手をズボンの中に侵入させるとゴソゴソ何か動かしている
怜
康太
怜
ピクピクと体を震わせながらも笑顔のままで俺を煽るような口調で話す
何をしてるかくらい分かってる、察している
だけど、…信じられん、嘘だろ、
康太
怜
怜
そう言うと怜は俺の肩を押えていた手を俺の頬に添えた
ゾク…と背筋が痺れる
怜
康太
無意識にも怜が視線を送った所が勃っていた
何か悔しいような恥ずかしさで顔が熱くなる
怜
康太
怜
怜
怜は顔を俺の肩に預けて唇を俺の耳に近付けた
怜
怜
怜はわざとらしく声を上げる
その息が、俺の耳に当たってくる、
康太
康太
怜
俺の頬に添えていた手は下がり、俺のシャツの胸の辺りを握りしめている
怜
段々といやらしい音が聞こえるようになってきた
クチュ、ヌプ…と聞こえるその音がどこから聞こえるものなのかは考えなくてもわかる
怜
音が大きくなるにつれ、怜の声も大きくなっていく
怜
康太
俺には刺激が強すぎてバッ、と顔を両手で隠すようにした
康太
興奮してしまっている自分にも腹が立つ
顔が熱すぎて、…頭がぼーっとしてきた、
怜
気が遠くなりかけている俺の耳に怜の蕩けた声が入ってきて、隠した手の指の間から怜の様子を覗いた
俺に寄りかかって痙攣が激しくなっている
康太
怜
怜
康太
怜はさっきまで話していた声よりも高く甘い声になっている、
俺は唾を飲んだ
怜
怜
俺の名前を呼んですがっている
康太
怜
怜
怜
怜は物欲しそうに俺を見つめている
康太
怜
怜
俺も正直辛かった
痛いほどに反応してしまっているソレをどうにも出来ずにただ見守るだけは苦しかった
康太
康太
俺は半分自分に言い聞かせるように首を振った
怜
怜は俺の承諾も得ずに無理矢理俺のズボンを下ろした
その時布で押さえつけていたソレが外に出されて怜は嬉しそうにそれを見つめた
康太
怜
怜の視線がソコに集中して口角が緩んでいる
康太
怜は自分の中から指を抜くと俺のを優しく掴んで後孔に押し込んだ
怜
ヌプゥ…とソレが飲み込まれていく
怜
康太
怜の中は思っていたよりも柔らかく、本当に今まで何度も経験してきたということを実感させられる
怜
怜
目を伏せたままある程度の深さまで来ると腰を揺らし始めた
怜
康太
怜
康太
怜
康太
怜
俺は首を振って表した
怜
康太
グサリとその言葉が俺の心に刺さる
康太
怜
怜
康太
どんどん深く沈んでいき、 ゴリッ、となにかに触れると怜は一段と気持ち良さそうにした
怜
怜
怜
自ら腰を動かしてそこを徹底的に攻める
怜
怜
いくら乱れていても、腰の動きは丁寧にソコを突いている
冷静でいられていないのは俺の方なのかもしれない
怜
怜
俺の胸から腹にかけてを指でなぞり、誘ってくる
康太
康太
康太
康太
顔を抑えていた俺の手は自然と怜の腰に伸びていた
その時、それに気付いた怜は俺の手首を掴んで自分の腰を握らせた
康太
怜
怜
怜
康太
俺はその言葉に煽られてついに怜の腰を握る力を強めた
怜
康太
怜
怜
怜が話し込んで隙を見せた時、一気に奥まで突っ込んだ
怜
怜は流石に驚いたのか、さっきまで見せていた余裕そうな表情が一変した
休む時間も与えずに今度は引き抜いて、また刺すを繰り返す
怜
怜
また怜は嬉しそうな顔に戻ってしまった
怜
怜
まだ足りない、こいつへの刺激はこんなもんじゃダメなのか、
康太
こいつを後悔させたい
焦った顔が見てみたい…
俺は入口まで引き抜いたソレを最奥までぶち込んだ
怜
康太
もう一度入口から最奥まで、
怜
怜
康太
康太
怜
康太
俺がそう言ってやると怜の中はぎゅうっっ、と締め付けが良くなる
怜
康太
康太
怜
怜
康太
康太
怜
怜
怜は背筋をビンッと反らしてビクビクと跳ねながらイッてしまったようだ
康太
怜の痙攣が終わる前に今度はこちらから押し倒してそのまま腰を振った
怜
怜は射精しないまま絶頂を迎えた
康太
康太
怜
怜
怜は嫌だとか無理とか言っているが何となく分かる、絶対に欲しがっている、
それなら本当に嫌がるまでやってやろう、ムカつくし
康太
康太
怜
康太
康太
俺も自分の立場の方が有利であることが少し楽しくて怜をどんどん追い込んだ
怜
怜
怜
康太
康太
怜
自分でもなんでこんな言葉が出てくるのか分からない
ただこの感情が、苛立ちだけでは無いことは確かだった
怜
怜
康太
康太
怜
康太
思わず口角が上がってしまう
あんなに嫌だったのに、…こんなに気持ちいいものなのか、
それに、…こんなに楽しい、
怜
俺が突く度に怜の頭はゴツゴツとロッカーにぶつかっている
それすらも快感なのか、強くぶつかるほど気持ち良さそうに嬌声を上げる
康太
康太
俺は怜に覆い被さる形で体を密着させなから怜の頭を押さえた
そのせいでより深い所を何度も突く
怜
怜
次の瞬間、ぬ…と先が怜の言う「ダメな所」に入ったのが分かった
康太
怜
今度はやたらに反応がいいソコを何度も出入りする
怜
怜
康太
怜
怜
康太
康太
俺は深く出し入れさせながら口を開いた
康太
怜
康太
気持ち良さそうに身体を捻って感じる怜の瞑った瞳から涙が浮かぶ
康太
康太
康太
怜
怜
怜はボロボロと涙を流しながら謝る
まるで俺が無理矢理犯してるみたいじゃないか!
康太
康太
怜
怜
怜
怜は俺に思い切り抱きついて達した
康太
俺もほぼ同時に怜の中に出しかけ、急いで引き抜いた
その結果俺の液は怜の腹にぶちまけられた
途端に血の気が引いた
康太
康太
絶望する俺の下で怜はくた…とうっとりしたような表情で呼吸を整えている
怜
遠くを見つめる怜の顔にはまだ涙が伝っている
康太
怜
顔が横を向いている怜は目だけを動かして俺の方を見た
康太
怜
康太
怜
怜
怜
康太
怜
康太
何故か俺は怜に気に入られた
そして俺たちはその日からセフレになったのであった…
コメント
6件
お久しぶりです!!主さんのお話が1番好きです🥺🥺百合や二次創作…楽しみです❕🙌🏻
あけおめです!お久しぶりです...ッ!あの...はい......好きです(◜¬◝ )
お久しぶりです!あけおめです!今年もよろしくお願いします!二次創作、百合作品楽しみです!今回の作品もとても設定好みで最高です!