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※百合

※この物語はフィクションです

校長

え〜我が校の生徒であることを忘れずに、常にふわさわしい行動を…

ゆの

今日は終業式

校長のやけに長い話を聞きながら私は考えていた

ゆの

(この春休みが終われば高校2年生…クラス替えか…)

このクラス替えは重要だ。なぜならこのクラス替えによって、私の作戦は大きく変動するからだ

ゆの

(かれんとたまきちゃん、まいちゃんは文系…私となつみちゃんは理系…)

この学校では文系と理系でクラスが分かれる

つまり、なつみちゃんと私があの3人とクラスが一緒になることはない

ゆの

(理想はたまきちゃんとまいちゃんが一緒のクラスになってくれることだけど…そう上手くいくとは限らないしな〜…)

ゆの

(一緒のクラスにならなかった時の為にも…あの二人にはもっと仲良くなってほしいな〜)

たまきちゃんとまいちゃんが互いに信頼し合うことで初めて共犯として成り立つ

ゆの

(2人の相性はそんなに悪く無いだろうし…それに…)

2人はなつみちゃんを蹴落とそうという「罪」を共有している

罪の共有は絆を深める上で役に立つ

ゆの

とにかく春休み中に手を打っておかなければ

私は自分にできることを考えた

ゆの

(私が出来ることは、たまきちゃんとまいちゃんが仲良くなるようにかれんに誘導してもらうことか…)

ゆの

(そしてその様子をなつみちゃんに伝えてなつみちゃんの不信感を上げる…)

ゆの

(部活は…現状維持でいいや…下手に言及してなつみちゃんに嫌われちゃったら嫌だし…)

私が出来ることはそれくらいだろう

ゆの

(後は…)

一つ、気になることがある

かれんとみのりさんについてのことだ

ゆの

(なんか違和感あるんだよな〜、好きな人と同棲して幸せのはずなのに…どこか寂しそうな顔してるんだよな…)

ゆの

(何かあるのかな〜…)

かれんとは仲良くなって損はない

もしかしたら更にかれんの弱みを握れるかもしれない

ゆの

(それにもう一つメリットがある…)

今、かれんには私に協力するメリットはない

でもかれんのことを知り、何かしらで私が役に立てば、私の価値が証明され、裏切られる可能性は低くなる

ゆの

(よ〜し、そうと決まればさっそくかれんと遊びに行こ〜。甘いものとか好きそうだし、新しいカフェにでも行こうかな)

ゆの

(あ、でも普通にショッピングとかでも楽しそうだな〜…)

私が春休みの計画について考えていると、チャイムが鳴った

校長

…はい、それでは充実した春休みを過ごしてください

長かった校長の話が終わる

私は春に期待を膨らませながら教室に戻った

クラスメイトA

え〜このクラスも今日で終わりじゃん!

クラスメイトB

ショック〜!ずっとこのクラスが良かった〜

最後のホームルームが終わり、みんな思い出に浸っている

写真を撮ったり、話したり、中には泣いている子も居た

かれん

(そんなに寂しいのか…?卒業でもないのに)

疑問には思いつつもとりあえず周りとテンションを合わせる

かれん

ほんと、2人と離れちゃうなんて悲しいよ

私は眉を顰め、いかにも悲しそうな顔で言った

少しわざとらしいかと思ったがそうでもないみたいだ

クラスメイトB

かれ〜ん!!ほんと悲しいよ〜!

クラスメイトA

来年もおんなじクラスになれるといいね!

かれん

うん、なりたいよ〜

私は話を合わせつつ、まいの様子を見た

担任の先生といつもの取り巻きの女子と笑顔で話している

かれん

(さすがにまいは泣かないか…)

イメージ通りだと思いつつ、見ていると一瞬だけまいと目が合った

まいはこちらを揶揄うように笑うとすぐに目線を戻した

かれん

恐らく用があるからしばらく待っとけという意味だろう

なんだか偉そうな合図に若干苛つきつつも、私も目線を戻し話に入った

クラスメイトA

じゃあね〜かれん!!

クラスメイトB

またね〜!

かれん

うん!またね〜

かれん

2人が遠ざかりやがて見えなくなる

長かったお別れ会もこれでようやく終わりだ

かれん

(はぁ…長かった…)

私が一息をついていると後ろから肩を叩かれた

驚いて振り返るとそこにはまいが居た

まい

よ〜、姫。この後なんか用事ある?

予想通りだ。まいは私に何か用事があるらしい

かれん

…ないよ。私に何か用?

まいは少し考えてこう言った

まい

ちょっとな〜…ここじゃあなんだし、場所を変えようか

まいははぐらかすと私の手を引いて歩き出した

その動作はさりげなくて紳士的にも思えるし、強引で強制的にも思えた

かれん

ちょ、ちょっと待ってよ

私はその手から離れないように一生懸命ついていった

かれん

…で、こんなとこに呼び出して何よ

まいに言われるがままに付いてきたは良いものもいまだによく分かっていない

何の用か聞いてもはぐらかされ、ここにエスコートされたのだ

かれん

(まいから呼び出すなんて…初めて…)

かれん

(なんだか嫌な予感がする…)

まいは扉を閉めると私に向き合う

まい

いや〜…大したことじゃ無いんだけどさ

いつもとは違う真面目な顔をしていた

かれん

…何?

私はなんとなく威圧を感じ、一歩後ろに下がった

まい

少し気になることがあって

私が一歩下がった分を埋めるかのようにまいは一歩前に出る

まるで獲物を追い詰める動物のように

かれん

私がこれ以上下がらないのを確認すると、まいはまた3歩距離を詰めてきた

顔は驚くほど真顔でこちらを品定めするような顔つきでこちらを見ている

この前の出来事もあいまって余計に恐怖を感じる

私はゆのとお揃いの防犯ブザーを本能的に握りしめた

まい

まい

ずっと疑問に思ってたんだ

しばらく黙ってこちらの様子を伺って後、まいはついに口を開いた

まい

なぁ…あんた本当に

なつみのことを嫌ってるのか?

今回の話は以上になります

私事ですが明日から私生活が忙しくなる為、投稿頻度を毎日投稿から週2〜3投稿に変更しようと思います

詳しい日時はまた私のプロフィールをみてください

改めていつもいいねやフォロー、コメントありがとうございます

これからも応援していただけると嬉しいです🙇‍♀️🙇‍♀️

【創作百合】タヒ体が眠るワンルーム

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