私は父親の仕事上何回も引っ越した
今日からまた新しく住むデパートは 少しおんぼろだった
でも引っ越す度に隣とうまくいかないだの
幽霊が住み着いてるだの災難ばっかり
だから今回も嫌な予感がした
学校
いちばん初めの友達・愛生
とても頼れるお姉さん的存在
花音
愛生
愛生
花音
愛生
花音
愛生
花音
花音
花音
愛生
キーンコーンカーンコーン
花音
愛生
家
花音
花音
花音
花音
花音
花音
でも違和感がある
それから数週間
未だに穴からは赤いものしか見えない
私は大家さんに会ったので聞いてみることにした
大家さん
花音
大家さん
大家さん
大家さん
大家さん
花音
…あぁ、また引っ越そう
愛生と離れちゃうのは悲しいけど
仕方ないよね
花音
愛生