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今日は八月三十一日。
明日は九月一日
明日は一年で最も自殺者が多い日。
その自殺者の中に俺も含まれている
桃
口に出す意味の無い言葉
静寂に包まれた部屋に溶け込んだ
ぽつりと垂れた手首の血は 暗闇になった自室を鮮やかにしてくれた
自室の窓を見れば カーテンがヒラヒラと舞っていて
月明かりに照らされた机には 達筆な文字で遺書と書かれた物を置いた
桃
そして俺は0時ぴったりに マンションの自室の窓から飛び降りた
最後に光った俺の涙が 星屑のひとつとなりますように。
青
同僚
青
同僚
青
同僚
青
同僚
青
プルルルル プルルルル
同僚
青
青
モブ
青
モブ
青
モブ
青
同僚
青
青
同僚
青
同僚
青
同僚
青
同僚
青
同僚
青
青
同僚
青
ハンドルを握るも 中々エンジンを掛けられない
冷や汗が止まらない
恐怖で心が潰れそうになった
青
なんてスマホを持つ手は 小刻みに震えていて
LINEに打ち込む指が震える
心配で恐怖で心が蝕まれる
青
ないこに聞こえるはずがないのに
静かに謝った
モブ
青
モブ
モブ
モブ
モブ
モブ
青
青
モブ
青
モブ
青
そそくさと歩く看護師さんの後ろ姿に
生きる希望が無くなった眼差しを向ける
床に涙が垂れる 周りの音は何も聞こえなくなった
震える足を無理矢理前へ進めた
窓から覗いた緊急治療室の中は 緊迫に包まれてて
真ん中で横たわるないこは 呼吸器等色々な管を着けられていた
青
その場に膝から崩れ落ちると 看護師さんが移動しましょうかと 声を掛けてくれた
俺はそれに応じることしか出来なかった
黒
少し遠くから声を掛けてくれたアニキは 優しい眼差しをしてて
そんなアニキのことを見て 俺はよろよろと近寄り、抱きついた
黒
背中を摩ってくれるアニキの手が 余りにも優しいから
俺の事を見るアニキの目が 余りにも苦しそうだから
俺はアニキの肩に涙を落とした
青
黒
青
青
黒
俺を慰めるように言ってくれるアニキ
でもどこか自分を宥めるようにも聞こえて 聞いてて苦しくなるような声だった
青
青
黒
黒
青
黒
ないこがよく言う言葉「えらこ」 アニキもないこがなんかあった時に よく使っていて
その言葉を聞くとメンバー全員が安心する魔法の言葉だ。
そっから俺は無気力で アニキに手を引かれて家に帰った
いつも綺麗にされてるアニキの家は 他メンが揃っていて
りうらはただただ俯いていて
いむは涙を流していて
初兎はいむを抱き締めながら 頭を撫でて慰めていた
皆が皆今回の出来事は衝撃的な事で 理解が追いついてなかった
黒
赤
紫
青
水
赤
紫
青
黒
赤
紫
青
水
黒
コメント
12件
るーさんの作品のためにべんきょう頑張って来て良かったです😭つづき楽しみです!
続き楽しみすぎるし、最高すぎませんか、、 泣ける、、んでベルーナドームに持ってくのダメですよ、、泣いちゃいますって、、