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〜 星空高等学校 校門前 (朝) 〜
小鳥のさえずりや、風の音、登校中の生徒たちの声が聞こえてくる。
空って、どこまで続いてるんだろう? 果てなんて、ほんとはないのかもしれない。
そう思いながら、わたしは校門の下で空を見上げる。
桐葉 宙
春風 斗亜
そう言うと近頃付き合い始めた春風 斗亜は私目掛けて走ってくる。
春風 斗亜
斗亜はそう、当たり前のように言ってクッキーをわたしにくれた。
桐葉 宙
桐葉 宙
わたしが恐る恐るそう聞いてみると斗亜は満面の笑みを浮かべて言った。
春風 斗亜
春風 斗亜
春風 斗亜
桐葉 宙
わたしは斗亜の愛に負け、少し照れ笑いを浮かべた。
春風 斗亜
斗亜はわたしの笑顔を見れて嬉しかったのか、さっき以上の微笑みを見せる。 するとすぐに斗亜はわたしの手を引き、校舎の中へと引っ張っていく。
〜 星空高等学校 教室 (昼) 〜
春風 斗亜
春風 斗亜
斗亜はそう言って無邪気な笑顔を浮かべながら、大急ぎで私の元へ来る。
桐葉 宙
???
何か別の視線を感じた気がしたが、斗亜の勢いに負け、急いで屋上に連れていかれる。
〜 星空高等学校 校門前 (夕) 〜
そんなこんなで空は赤く染まり、風が吹き抜ける。 わたしの一日はもう終わりそうだった。
わたしは斗亜に一つの悩みを打ち明けることにした。
桐葉 宙
桐葉 宙
わたしがそう零してみると、わたしの前を歩いていた斗亜は振り返ってこういう。
春風 斗亜
桐葉 宙
春風 斗亜
春風 斗亜
桐葉 宙
春風 斗亜
斗亜はそう言ってわたしの手を握って微笑む。 夕日に照らされている斗亜の笑顔は、どんな景色よりも、綺麗だった。
桐葉 宙
斗亜の笑顔に見惚れてしまい、ろくな返事をしてあげられなかった。
その時、空に黒い星がスーッと流れる。 そのすぐ、キーン、と高い不協和音が轟いた。 その音を聞き、わたしはハッとする。
桐葉 宙
男子生徒
桐葉 宙
春風 斗亜
〜 星空第一公園 (夕) 〜
わたし達は音を頼りに、鳴ったであろう場所まで走った。 空には黒い渦が拡がっており、負の感情が実体化していた。
モネイド出現(街に現れる影の怪物) モブ市民 「きゃああああああ!!」 (空から黒い渦が広がり、負の感情が実体化) エモネイド(咆哮) 「ウウウウウ……共鳴など、いらぬ……!」 宙(変身後) 「共鳴が……いらない?そんなの、させない!」 キュアスカイリィ 「空に届け、この想い! キュアスカイリィ!」 (BGM:バトル曲がスタート) 謎の声(エコー) 「君の心が、空の音に選ばれた……」 宙 「だれ……!?」 (羽が宙の胸に触れた瞬間、ブローチが現れる) (BGM:変身アイキャッチ風)
桐葉 宙
わたしがそう呟いた瞬間。突然、光の羽が降ってきた。 途端に、風が渦巻く音が聞こえた。
???
桐葉 宙
羽が宙と斗亜の胸に触れた瞬間、羽が可愛らしいコンパクトになった。
桐葉 宙
春風 斗亜
春風 斗亜
???
桐葉 宙
わたしは、心の中で祈ってみた。 「空よ、わたしに…力を……!」
すると、空に光の羽が舞い、星型のエネルギーがわたしを包む。
スカイリィ
春風 斗亜
わたしが急に姿を変えた事で、斗亜は酷く驚いていた。
???
エモネイド
スカイリィ
エモネイド
わたしは、愛を否定され、少し苛立ち、大きな声を上げる。
スカイリィ
わたしはエモネイド目掛けて走った。
春風 斗亜
スカイリィ
そのままわたしは勢いよくエモネイドを蹴り飛ばした。
エモネイド
スカイリィ
エモネイドは、そう言うと手を使わずともわたしを吹き飛ばした。
スカイリィ
春風 斗亜
斗亜はわたしを心配して急いで駆けつけてくれた。
春風 斗亜
斗亜は、ひたすらわたしの手を握り、泣きながら祈っていた。
スカイリィ
春風 斗亜
エモネイド
そういうとエモネイドは斗亜に向かって攻撃を放った。 その瞬間、空に光の羽が舞い、ハート型のエネルギーが斗亜を包む。
ラブジェル
ラブジェル
ラブジェル
そうラブジェルは私に向かって手を差し出してくれた。
スカイリィ
エモネイド
エモネイドは、強化されたようだった。
先程とは比べ物にならないくらいの攻撃をラブジェルに放つ。
ラブジェル
スカイリィ
わたしは考えるよりも先に動き、ラブジェルを庇っていた。
ラブジェル
エモネイド
次々とエモネイドはわたし達に攻撃を仕掛けてくる。
スカイリィ
ラブジェル
わたし達は頭に流れてきた一つの必殺技を叫ぶ。
「スターラブリィ・ツインシュート!!」
そうわたし達が叫ぶと、エモネイドは、光に包まれ、浄化されていった。
ラブジェル
スカイリィ
わたし達は、ボロボロになってしまったお互いを見つめながら、微笑むのであった。
ラブジェル
ラブジェル
ラブジェル
ラブジェル
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𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝ ♡500