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君の居ない…、

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君の居ない…、

1 - 君の居ない…、

♥

808

2021年11月05日

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君の居ない…、

はぁ、

僕は一人、何も無い部屋で深いため息を吐く

何もやる事はないし、やる元気すらない

頭の中には君の楽しそうな笑顔

あぁ、もう見れないんだった、

そんなことを思いながらスマホを開く

ロック画面にも、ホーム画面にも

君の可愛らしい笑顔

写真のアプリを開けば

君の写真で埋まっている

たまに撮った、君とのツーショットも、

今はもう撮れやしない

ちょうど、去年のこの日だったか、

そんな事を思いながら

黒い棚の上に置いてある

笑っている君の写真を眺める

気づけば僕の頬には涙がつたっていて

画面に次々と落ちていく

君の笑顔もぼやけていって

僕は目を閉じ、

ただひたすら泣き叫んだ

落ちついて、僕は改めて時計を見ると

針は午後3時を指している

まだ、

間に合うかな、…

そんな事を思いながらドアを開けた

ただいま、

誰も居ない部屋に、

僕の声だけが響く

片手には君の好きだった花と

ホールのショートケーキ

僕は君の写真の前に

花を挿した花瓶を置く

綺麗でしょ、?

僕が綺麗なの、選んできたんだ、

僕はショートケーキを開け

食べやすい大きさに切っていく

見て、?

苺沢山のってるよ、

僕は君の写真に笑顔を見せながら

君の横にケーキを置いた

僕は一口、ケーキを口に運んだ

僕にはちょっと、

甘すぎるかな、

自然と、また僕の目からは涙が零れた

もぉ、w

ほんと、泣き虫ですね、w

ぇ、っ

僕はとっさに後ろに振り返る

もちろん、君の姿はなかった、

ぼく、

おかしくなっちゃったかな、

止まらない涙は

ケーキに一滴落ちていった

ぁ、れ

机には

事故にあったときに壊れてしまった

君のリングが、傷一つなく置いてあった、

、っ

大事にしてて、

くれたんだね、

僕は今年も君と一緒に

クリスマスを過ごしていった、

ℯ𝓃𝒹

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808

コメント

11

ユーザー

え…神過ぎないすか?! 書き方すき(*´`)♡

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