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ドカーンッ!!

バンッ!バンッ!

鳴り響く爆発音、発砲音

zm

...

kn

...

俺の手を片手ずつで繋いで、必死な顔をして走っている先輩2人。

syp

ぇと...今何が...??

kn

んぁ?見りゃわかるやろ戦争だよ

syp

は...?

せん...そう、だと...?

zm

「戦争をしないのならショッピがどうなっても知らない」と脅されたもんでなぁ?

kn

そーそー、だから今こっちから仕掛けたわけ。

kn

ゾムが勝手に出向いてたからな、予定より早いんだぞ。

syp

ぇ...?

俺のために...戦争を?

...

syp

あの...

zm

ん?

syp

俺...、実は秘書さんに言われたんです

kn

秘書?

syp

あ、さっき一緒にいた方です

kn

あぁ!あいつか!

syp

そうです

syp

それで...a国に終止符を打ってくれ。って頼まれたんですけど...

syp

俺どうすればいいと思います...?

zm

そんなん簡単やろ。

kn

俺らが戦争でぶっ放せばいいんや。

syp

ぇ...?

それはさすがに脳筋すぎひん?

でも、そうするためには俺も参戦しなきゃ行けないはず。

syp

え、俺らも参戦しなきゃ...っ!

kn

お前は無理に決まってるやろ

syp

な...っ、なんで...?

zm

ちょっとコネシマ。その言い方には棘があんぞ

kn

あぁすまんすまんw

zm

ショッピくんはまだ休んでないとダメやろ?

syp

...俺、平気です

zm

でも...今の今まで注射、刺されとったやろ?

syp

っ!

注射。注しゃ。ちゅうしゃ。

いたい、はり。

とがった、あのいたいはり。

あれがうでに、ふかくささる。

もう、味わいたくもないあの痛さ。辛さ。苦しみ。

syp

ぅ...っ

kn

kn

ショッピ?!

走るのを辞める2人。

syp

ごめ...っ、なさ

syp

いたいのは...ぃや

kn

...ゾム。

zm

分かっとる。

ジジッ...

インカム「あー、あー。聞こえる?」

tn「ゾムやん、どった?」

zm「ショッピくんを無事連れ出したから後は好きに暴れてもらってええんやけどな?」

zm「ショッピくんの具合が悪いみたいやから少し休ませるわ。」

tn「ん、わかった。じゃあ、ゾムは参戦してくれ。」

tn「コネシマ。」

tn「頼んだで。」

kn「ん、了解。」

syp

はッ、はっ...

zm

コネシマ、行ってくるからな。

kn

おう

zm

ショッピくんも、頑張ってな?

優しくも、強く頭を撫でてくれるゾムさん。

少し安心することが出来た。

タッ、と軽い足音を立ててゾムさんは走っていった。

syp

はーッ、はーッ

kn

ショッピ、落ち着いて呼吸せい。

syp

むり...ッ、いき、できなぁ...

kn

...大丈夫や。俺がお前を守ったるから。な?

syp

ぁ...

先輩が...俺を守ってくれる?

前からそうやったな...っ、

俺が頼りないばっかりに。

でも、誰も責めはしなかった。なんなら救ってもらった身でもある

そこには謝罪と感謝の2つの気持ちが渦巻いている。

そうこう考えていると、呼吸が落ち着いていた

kn

ん、平気そうやな。

kn

ショッピ、気軽に頼ってくれてええんよ...?

kn

今のショッピ、すごい辛そうやで

syp

...ありがと、ございます...っ、

kn

ん。ニコ

煙と逆に、下を向く。

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