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かちゃ
静かな音が響いた瞬間、胸の鼓動がやけに大きくなった
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yan
そう言ってゆあんくんがぽけっとから取り出したのは小さな鍵だった
銀色の光が、夕日を反射してやけに眩しい
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yan
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yan
yan
唐突すぎて、頭の中が一瞬真っ白になる
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yan
yan
yan
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yan
et
yan
真剣な顔だった
ふざけてない
その表情だけでわかってしまう
カフェの窓から差し込む午後の光が、二人の間に静かに落ちていた
コップの氷が、かちゃりと音を立てる
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yan
et
yan
yan
et
yan
et
yan
即答だった
迷いがない
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yan
yan
yan
心臓が一瞬、痛いくらいに跳ねた
喧嘩した日の夜の沈黙が、今ようやく溶けた気がした
yan
yan
et
yan
et
yan
et
yan
あの頃と同じ言葉
でも響きが違った
胸の奥で、何かがそっと形を変えていく
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yan
yan
yan
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yan
yan
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yan
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こんなときに笑える自分が少し好きになれた気がした
カフェを出ると、夕焼けが街を金色に染めていた
すぐそばにいるのに、いつもより距離が近く感じる
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yan
照れ隠しに歩幅を速めると、ゆあんくんが追いかけてきてそっと私の手を握った
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指先が絡む
その瞬間全部どうでもよくなるくらいに胸が熱くなった
帰り際ゆあんくんがふと立ち止まった
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yan
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yan
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yan
yan
そう言って笑うゆあんくんの横顔がやけに綺麗で
まぶしくて
この瞬間を鍵で閉じ込めたくなるほど愛しかった