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虐待1

虐待1

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虐待1

♥

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2019年05月04日

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始まりは9歳の誕生日だった、、、

おかあさん、今日わたしの誕生日だよ…?忘れてない…?

お母さん

おかあさんたち、静の誕生日なんて祝う気ないわ。

え…

お母さん

ほら、あっち行け、
しっしっ!

お父さん

そうだぞ。目障りだ。早く目の前から消えてくれ。

静!はやくどっか行けよ!姉の言うこと聞けないの!?

自分の部屋

なんで…

おねーちゃん…
大丈夫?

この子は不登校になった、弟の怜。

大丈夫だよ…

次の日

おはよーお母さん、

うわ、あいつ来た、

お母さん

死ねばいいのにね。

お父さん

なんか腹立つ…

机の上を見ると…私の分のご飯だけなかった。

私のご飯は…?

お母さん

あるわけないじゃん

お父さん

おまえのために食費なんて払うか!あと学校辞めてもらうから。

どうして!?

お父さん

お前なんかに勉強させる教育費が無駄だ!部屋にずっといろ!

はやく失せろ!グズ妹!出来損ない!

早く部屋に行けって!!

バシッ

痛っ

私はお姉ちゃんになぐられた。

自分の部屋

お姉ちゃん、、、コレは虐待だよ…

そうかな…でも、日本にはもっと酷いことされてる人もいるし、こんぐらい虐待って言わないよ…。たぶん。

…これ。お母さん達がいない間に持ってきた。

怜が持ってきたのは1枚の食パン。

ありがとう…!

お昼頃。

お母さん

(昼ごはん食べに行くか。)

お母さん

怜ー!昼ごはん食べに行こー!

うん…。

静の部屋

お腹空いた…

でも…私なんてまだまだましな方だよ!きっと私が悪いんだ…!

数10分後

お母さん

あーおいしかった!

お母さん達だ…!

私は1階に降りた。

おかえり!

ドンッ

うっ…

お母さん

部屋から出てくんなって言ったよね?

で、でも…喉がかわいて…

お母さん

そんなの知るか!

うう…

静は2階へ上がった。

お母さん

もしもしお父さん。

お父さん

なんだ?

お母さん

静が1階に降りてきた。

お父さん

部屋から出るなと言ったのに…やつにはアレが必要だな。

お母さん

お父さん、例のアレ買ってきてよ。

静の部屋

のどがかわいた…クラクラする…

お姉ちゃん、水!

ペットボトルに水を注いできてくれた怜。

ありがとう…

その日の夜。

(美味しそうな匂い…今日はお肉かな…)

(ちょっと覗いて見よう…)

1階ではお母さんと怜と華が美味しそうに焼肉を頬張っていた。

私も食べたい…

うっかり口に出してしまった。

お母さん

うわ!静が覗いてる!

お母さん…いいこと考えた!

ぼそぼそ…

お母さん

それいいわね!

…?

お母さん

静、お腹すいてるだろうし、少しだけなら食べても良いわよ、

うんうん。おいで!

いいの?

お腹が空いてた私は飛び出して行った。

そこに椅子置くから、待ってて!

華が後ろに回ってきて…

おらぁ!

じゅううう

あ、熱い!

焼肉の鉄板に顔を押し付けられる。

あははははは!

お母さん

あんたの顔の油を牛脂代わりにしてやる!

熱い!やめて!

お父さん

ただいまー。

おかえりー!

お母さん

今、私たちのご飯を覗いたこいつに罰を与えてるの!

お父さん

楽しそうな事してる、お父さんもする!

10分後…

顔が熱い…

無様な顔してやがる!

お母さん

ま、こんな出来損ないにはお似合いの顔だよ!

鏡を見ると、真っ赤に焼け爛れ、皮膚がドロドロに溶け、救急車で病気に運ばなければ行けないほど焼けていた。

うっ…ぐすっ…

痛くて涙が出る。しかし、涙が火傷にしみて痛い。

お母さん

あ、そうそう!例のアレ、買ってくれたよね!

お父さん

うん、

お母さん

静、部屋に行くわよ…!

いたっ、

やけどで爛れた顔を掴んで、引きずって2階へ連れていかれる。

ドサッ

いたっ

うっわー

静の顔掴んだら溶けた皮膚が手に着いたーきったなー

私の顔の皮膚を私のシャツで拭うお姉ちゃん。

お父さん

よし!できた!

お母さん

静、目をつぶってこっちきなさい、

はい…

目をつぶった。

ガシャン!

!?

お母さん

目を開けて!

わたしの手を見ると…手錠が着いていた。

ガチャガチャ…

(お父さんがなにかしてる…?)

ガシャン!

足が鎖で巻き付けられた。

お母さん

あはは!これで外に出られないね!

顔もぐちゃぐちゃでまさにクズにお似合いの光景ね!

お父さん

じゃーな、おまえの汚い顔なぞ吐き気がするから見たくない。出てくんなよ!部屋から!

うう、、、

10分後

お姉ちゃん、お肉持ってきたよ!親達が2階でなんかしてるあいだに!

紙袋に10枚ほどの焼いた肉が。

ごめんね、お姉ちゃん。お屋に目付けられてもうしばらくご飯持って来れない、、

大丈夫だよ、ありがとう、

持って行ける時は持っていくからね!

うん、

怜が部屋を出て18分後、、、

ごめん…ほんとはねこんなことしたくないの、、でもね、親が…

ほんとにごめん!

いいよ、親怖いもんね、

で、少し顔の治療しようと思ってさ、このままだと大変なことになるし…目瞑って?

目を瞑る。

っあああああああ!?

きゃはははははははは!

こいつ騙されてる!私がお前を虐めるのが本当は嫌??
な訳ねーじゃん!楽しくて楽しくて仕方がない!

お姉ちゃんの手には唐辛子で作ったスプレーが…

痛い!うわああああああああぁぁぁ

お母さんーお父さんー!出てきて、

お母さん

うわっ騙されてる!こいつ!

お父さん

馬鹿じゃね?お前はいじめるために産んだんだよ?気づけよばーか!

お母さん

あとさ、親怖いって言ったよね?覚悟、出来てる?

はいっ、

唐辛子スプレーを親に手渡すお姉ちゃん。

お母さん

おらぁ!

顔に唐辛子スプレーが掛かる。

痛い!やめて!!!

唐辛子スプレーが目にはいる。

うあああああああああああぁぁぁ!!

目を押さえようとする、、でも、壁に固定されてて出来ない、、

お父さん

おらぁ!

唐辛子スプレーが目と顔に染みる。

だんだん意識も遠のいてきた、、、

えー、もう気絶すんのー、、

お母さん

気絶なんてさせるかぁ!

バチャッ

冷たい氷水を掛けられる。

つ、め…た、、い

お父さん

窓を開けようー

冬の寒い風が吹いてくる。

氷水をかけられた私の体は冷えてゆく。

寒いよ!

お母さん

寒いのね?

お母さん

よっと、

グラグラ煮立ったお湯を掛けられる、

あつい、、、

続く、、、

この作品はいかがでしたか?

25

コメント

2

ユーザー

ですよね、虐待は酷いことだって分かってもらおうと作りました。過去に虐待されてた友達が居たのですが、みんな虐待のこと理解してくれないと言っていたので、、、

ユーザー

クソ親やん。その子供とかやったら逆に同じことしてあげたい笑

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