シオン
たっつん
たっつん
簡単やろ?
シオン
たっつん
たっつん
シオンちゃんは…俺を全力で笑わせたらシオンちゃんの勝ち!
シオン
たっつん
お互い全力で笑ったら勝ちな?
たっつん
グレーゾーンとかないか?
シオン
たっつんさんって、大体笑ってません?
たっつん
腹がよじれるくらい笑わせてみ?
シオン
たっつん
シオン
たっつん
シオン
ゲームの話を終わらせ、次にどうするか考えてた時、不意に彼は公園の出入口の方を見た。
子供
たっつん
その方向を見ると、こっちに走ってこようとするさっきの子供。
直ぐ近くには…車。
私も、やばいとは直ぐにわかった。
だけど、動けなかった。
彼は違った。
たっつん
彼は全力で走っていった。
結果、間に合ったんだ。
子供
急に彼に抱き押され、子供は困惑している様子だったが、徐々に状況を理解したのか、少しずつ泣いていた。
たっつん
周りをちゃんとみぃ!
彼は遅れて走っていった私に子供を任せ、車の人の方へ行った。
私が優しく子供を撫でてる間、彼の言葉に耳を済ました。
たっつん
たっつん
ながらスマホ見とったで!
彼は怒っていた。
初めて聞いた声のト-ン、それはまるで、動けなかった自分にも怒っている感じがした。
子供
子供がグズりながら声を上げた。
シオン
子供
子供
さっきもね、お母さんに怒られたから家を飛び出して来ちゃって…
子供
弱々しく私に言う子供の姿。
私もこんな風に誰かに話せていれば、こんな性格じゃ無かったのかもしれない。
シオン
でも、私は怒らないよ。
子供
シオン
シオン
君も怖かったんだよね…?
お母さんもあのお兄ちゃんも、君の事を思って怒ってくれてるんだよ…?
子供
シオン
でも、怒るとは違う思い方だよ。
色々あるの。もう飛び出したりしちゃダメだからね…?
子供
その後直ぐに親御さんが駆けつけてきて、その子供は帰って行った。
たっつん
シオン
シオン
彼が少し足を庇いながら歩いていることを何となくわかった。
たっつん
たっつん
折れとるわけじゃあるまいし。
申し訳ない気持ちになった。
さっきみたいな事が起きた時、私は全く動けないのが悪いところだ。
たっつん
彼は苦笑して私を撫でてくれた。
その日はそのままバイバイした
主
なんかよく分からなくなってきました
シオン
主
私的に胃もたれしてる状態です
たっつん
主
主
上手く行きません。
こんなのでいいのかと…
たっつん
主
なので今回は子供をたっつんが助けました。
シオン
あれがなんの伏線になるの?
主
たっつん
主
ってかならせないとやばいでねね。
主
主
どちらかと言うとなおゆあの方が人気説
たっつん
あの二人が結構伸びてビックリしとるわ!
主
主
これからもよろしくお願いします
主
主