''愛''という歪な呪い
⚠︎ 青黄 若干黄くんがヤンデレ Я15(?)
つい先程までうるさいほどだった周りの音が聞こえなくなった
青
黄
唐突に告げられたどうしようもない事実
握りしめた手は血の気が引き真っ白になっていた
青
青
黄
俯いた僕を覗き込む君
黄
黄
顔が引きつって笑顔になれない 何だか目頭が熱くなってきた
ここで泣いちゃだめだ
我慢しなくちゃ
青
黄
君の無邪気な笑顔すらも僕の心を締め付ける
もう少し早く決断できていたら こんな惨めな思いはしなくて済んだのだろうか
青
息が苦しい
この場所にいたくない
逃げ出したい
黄
青
逃げるようにして教室を出た僕はあてもなく廊下を彷徨っていた
もちろん先生に呼ばれてなどいない
1秒でも速くあの場から逃げ出すためのわかりやすい口実だ
ドンッ
黄
黄
黄
そう言われれば何だかクラクラしてきたような気がする
僕は呆気なくその場に倒れてしまった
黄
黄
黄
今僕は上手く笑えているだろうか
黄
先生の計らいで早退することができたものの、何もすることがなくて暇だった
黄
幼い頃君とよく遊んだ土手
風がよく通り涼しい
青
黄
青
隣には同じクラスの女子がいた
…きっと今日話していた''彼女''だろう
青
黄
青
青
青
青
青
黄
青
その後も何か話した気がするが覚えていなかった
あれから1ヶ月も経っていない頃だった
休日、唐突に君が僕の家を訪れた
青
黄
青
今にも泣き出しそうな顔でまくし立てる君
何故かそれがとても愛おしく思えた
黄
黄
話を整理すると 先月付き合った彼女は実は1年前から付き合っていた大学生の彼氏がいたのだとか 今日の昼、友達と遊んでいたところ映画館で鉢合わせて発覚してしまったそうだ
青
黄
その後ず夜までずっと君の話を聞いていた
黄
青
黄
青
ちゅッと軽いリップ音が響く
黄
黄
黄
あぁ、それ以上は言っちゃダメなのに
黄
青
もう後戻りはできない
黄
黄
黄
たった1度でいい
そう思っていた
君に愛されるなら
でももう1回では我慢できなくなってしまった
僕はずるい
君が弱っているところに付け入っているから
でも手段を厭わないほど僕はもう壊れている
だから君に
''愛''という呪いをかける
黄
黄
君が優しい事を知っているから
断れないと言うことを知っているから
もう後戻りが出来ないほど君を引き込むんだ
一生この手の中から逃げられないように
♡200↑
久しぶりすぎてよくわかんない上に長くなった🙃
コメント
15件
うわすきです ぶくましつれいします
ぐっじょ☆☆☆ぎる🥲🥲
ブクマ失礼します