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授業は何も頭に入らなかった

数日いなかったからなのか

父が居なくなったからなのか

考える気力もない

そんな日が続いたある日

夢香

帰ろ、、

先生

紅岸

夢香

はい?

先生

𓏸𓏸病院から電話だそうだ

夢香

???

夢香

はい

夢香

はい?紅岸です

医師

お父さんの私物をお渡ししたくて

夢香

わかりましたすぐ行きます

病院に行き私物を受け取った

夢香

お父さんのスマホ、、、

夢香

パスワードは、、、、、

夢香

確か大事手帳に、、、、

夢香

あった、

夢香

0829

夢香

フフッ私の誕生日じゃん、、、

入力をし開いてみた

夢香

、、?メモ

ホーム画面には大きなメモと書かれたアプリがあった

開いてみると、、

夢香

夢香へ、、?

父のメッセージが綴られていた

ゆめかへ 情けない父でごめんなさい かっこ悪いお父さんでごめんなさい きっと何度も夢香を傷つけました ゆめかはきっとお父さんのことが大嫌いです こんな情けない父誰だっていやなはず、、 もっとかっこいいお父さんになりたかった、、、

夢香

ポロポロ

それだけじゃなかった

もうひとつのタイトルは

1番恐れていること

それは夢香を1人残すことです。 大切なたった1人の娘を残して自分がいなくなることです もう小さくないとはいえこどもです だから心配で心配で仕方ありません ーーーーーーーー

夢香

じゃあどうして、、、、

夢香

ひとりにしないでよ、、、、

夢香

お父さん、、、、、、、

他にもいっぱいメモがあった

後悔と共に喜びがあった

こんな娘だからきっと父は私のことが

嫌いだろうと思っていた

夢香

もっと話しておけば、、、

ピーンポーン

夢香

??

夢香

??三ツ谷?と千冬?

千冬

こんにちはm(*_ _)m

三ツ谷

これさっき病院の人に会って

三ツ谷

お父さんが握りしめてたって

夢香

??

夢香

ペラ

お父さんへ 今幸せですか? 私は夢香が心配で仕方ありません でもきっと夢香なら大丈夫だと思います 私の子供だから! お父さんはしっかり夢香を養っていますか? 夢香はまだ小さいです しっかり見てあげてください 私が居なくなってもきっと2人ならできます! 2人のことが大好きです 香織より

夢香

お母さん、、、

千冬

?下に何か書いてありませんか?

夢香

??

もちろん!幸せだよ! でも気がかりなのは夢香に嫌われているかもしれない、、、、 こんなこと書いてるからだよな、、、 うぅぅどうしよ、、母さん、、、

夢香

お父さんの字、、、

夢香

フフッ(*´˘`*)

夢香

ほんと情けないな、、(*´˘`*)

夢香

ポロポロ

三ツ谷

夢香、、、、、

千冬

夢香さん、、、、、

父は病院に預かってもらっていた

お葬式をするお金ないし

何も分からないから

しばらく1部屋使わせてもらっていた

夢香

お父さんに会いたい、、、、

しんどくなるから会わなかった

でも唐突に会いたくて仕方なかった

三ツ谷

一緒に行くか?

夢香

うん、、、

三ツ谷のバイクに乗せてもらい

千冬と3人で向かった

医師

夢香さん!

医師

お父さんですね?

夢香

はい、、

医師

こちらです

夢香

お父さん、、、

、、、、、、、、

もちろんそこには

一言も喋らない

ピクリとも動かないお父さんがいた

三ツ谷

すごく元気な人だったよな

夢香

知ってるの?

三ツ谷

あぁ機会があって話した

千冬

俺もあります

千冬

すごくいい人ですよね

夢香

うん、、、

夢香

ポロポロ

夢香

ほんとに、、、、動かない、、

夢香

あんなに元気だったのに、、、、

夢香

どうして、、、、

夢香

私ばかり、、、、

兄弟がいたら、、

もう少しマシだったかな、、?

夢香

ポロポロポロポロ

三ツ谷

ぎゅっと抱きしめてみたら?

夢香

え?

千冬

動かなくても上から見てくれていますよ(*´˘`*)

夢香

うん、、、ポロポロ

夢香

ぎゅっ

夢香

お父さん、、、、

冷たかった

素直じゃない自分が許せなくて

後悔ばかりして情けなかった

笑顔なんて作れなかった

夢香

ありがとう、、、

夢香

帰ろ、、

三ツ谷

あぁ

千冬

はい、、

夢香

てくて、、、

??

夢香、、?

夢香

!!

三ツ谷

!!

千冬

!!

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