巡る日々

解答用紙が配られ 、解答用紙を見ながら後ろに回す。 そもそも50点が夢のまた夢だから100点なんて とっくのとうに諦めていた。

自分の番号が来て並ぶ。

ちらっと点数が見えたが絶望的でしか無かった。でも心の中で「まあいいか、」と思ってる自分もいた。

8点...まぁ、私なりには頑張ったよね。

頭が良い人からすると考えられない点数。 信じられない。嘘でしょ？ みたいな顔をされるのはもう慣れた。

声が枯れていて、目元は少し赤かった。

物は案の定散らかっていて 、綺麗。とは言えなかった。

泣いてた..？

無視...上手く行ってないのか

どうしよ 、テストの事言い出せる空気じゃない..

次の日 、憂鬱な学校に気分は乗らなかったがご飯を食べる為に仕方なく頑張っている。

名前を呼ばれる事はなかなか無いため間抜けな声が出る。

普段喋らない為名前を 思い出せなかったがものの数分で思い出せる事が出来た。

不安そうな顔で、少し高く優しく可愛い声で、 髪はサラサラし、肌はツヤツヤで私の事を魅了する。

顔をじっくり見ているとなんとなく 照れ臭くなり目を逸らし、私の腕に目をやった。

そう言って近づき、私に抱きつくようにして 腕を触る。

震える手で渡す。今まで怒られて来なかったけど 今日はどうか分からない。

今日は機嫌が悪そうで 、常にイライラしている。そのせいかずっと独り言が激しく。物に八つ当たりしては発狂する。

そう言って私の頬を叩く。

ﾊﾟﾁﾝｯ

パチンｯと、部屋に響く響く、

いい音がなったな 、

母の叫び声で肩をすくめる。

無駄に甲高い声がﾊﾟﾁﾝｯと言う音と一緒に響く。

叫びながら涙を流す。

私のせいでお母さんが壊れてく..

そう言い机の上にあったコップ 皿 テスト用紙 を 投げ机をひっくり返す。

頬がヒリヒリする。..

投げれらたコップ 皿が私に当たる。腕でガードしたが腕は元々怪我でズタボロだった。

自分でしたのもあるがほぼ母が投げてきたり、殴ったりして傷が出来る事が多かった。

その事を思い出し「あっ」と声が出る

やばっ

予鈴がなり、焦って教室へ向かった。