いつからかは覚えていない。
でも、物心ついたときにはいつも兄二人は私のことを仲間外れにする。
いつも一人だった。
今も一人だ。
正直兄達と話したい。
でも、それは我儘だ。
兄達のため。 お兄ちゃんのため。
ずっとそう思ってきた。
でも…
甘えたい気持ちでいっぱいだった
今日までは。
蘭
竜胆っ!!
蘭
起きろよ!!(泣)
りん
なんで、、?
数時間前
蘭
おいっ!りん!!
りん
ん?
蘭
竜胆が!撃たれた!
りん
は、?
蘭
は、?じゃねぇ!!
蘭
後ろで銃声がして見たら竜胆が倒れてて、!!
りん
今どこ?
蘭
救急車の中
りん
何病院?
蘭
TOKYO病院
りん
すぐ行く
蘭
竜胆が死んじまったら、!俺、!
りん
大丈夫。落ち着いて
蘭
落ち着いてられるかよ!!
りん
…ごめん…
りん
とにかくすぐ行く!
そして今に至る
蘭
なんで竜胆が、!
蘭
竜胆じゃなくてお前なら良かったのに、!!
りん
ッ!!ごめんなさい…(泣)
医師
弾が良からぬ場所に当たっており、ドナーが必要で、昏睡状態です。生死を彷徨っている現状です。
りん
………
医師
お辛いでしょうがドナーが見つからなければ竜胆さんは……
りん
じゃあ、私がドナーになります。
医師
それではあなたが亡くなられますよ、?
りん
いいんです。兄たちが幸せならそれで…。
りん
兄たちが笑顔で暮らせるなら…。
医師
分かりました…。それではすぐに始めますか?
りん
はい…お願いします
りん
お兄ちゃん、
蘭
あ、、りん。さっきはごめん。
りん
ううん。それより、ドナーが見つかったって
蘭
ほんと?!
りん
うん。
りん
今から手術だって。
蘭
じゃあ…俺は家で竜胆が帰ってくるの待つよ。
りん
じゃあ私はここに残る。
蘭
あぁ…
りん
い……で…あ……う。お…ちゃ…
蘭
ん?なんか言った?
りん
ううん!なにも!!
りん
じゃあね。
蘭
うん?またあとで?
医師
本当にいいんですね?
りん
……はい。
医師
では始めます…
りん
ぎゅっ(竜胆の手を握る)お兄ちゃんたちの妹で幸せだったよ。
続き♡15






