この作品はいかがでしたか?
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黄メイン作品。 ご本人様には関係ありません。 nmmn注意 『キミのニセモノに恋をする』のネタバレ。 全てが移ります。 ネタバレが嫌な人はbackをお願いします。 責任は受け取りません。 こちらはYoutubeにより『Liura Channel』様の動画を見て作りました。全てのエンドは入っておりません。ご了承ください ここでのエンドは、Liura Channel様での配信で出来たもののみです。 黄さんキャラ崩壊しています。
吐く息の白さと
降る雪の多さに嫌気がさす
子供の頃は、雪が降っただけで嬉しかったはずなのに
今は不便や不快感を抱くようになってしまった
どうして変わってしまったんだろう
※雪降ってます
急ぎ足で会社までの道を歩きながら
一日のスケジュールを思い浮かべる
黄
"ビルの隙間から射し込む光を、眩しそうに見つめる横顔"
黄
"少し先を走っては転ぶ、危なっかしい後ろ姿"
黄
"どのお店に入っても"
"何をしていても、幸せだと微笑んでくれた"
"泣き顔なんて、見たことがなかった"
黄
黄
俺は、この街が嫌いだ
この場所にいると、君の事を思い出してしまうから
それでも俺がこの街から離れられないのは
ここにいれば、いつか君が帰ってきてくれるんじゃないかと
期待しているからだと思う
スマホで時刻を確認する
余裕を持って家を出たせいか、まだ出社までには十分時間があった
俺は駅付近にある、ケヤキ並木の続く通りへ足を運ぶ
そのまま5分ほど進んだ所で
懐かしい光景が視界に入った
つい2年ほど前まで、俺はここにある小さなカフェでバイトをしていた
そこにお客さんとして現れたのが"玲斗"だった
黄
黄
過去を思い起こしながら
ボンヤリと店内を覗き込む
いそいそと動く店員に、見知った顔はない
俺が働いていた頃にお世話になった店長も
身体を壊して病気療養中だと聞いた
今はら店長の弟さんが代わりをしているのだとか
おれの視線の先は、自然とあの席へ向く
かつて彼女が座っていた場所
黄
何気なく眺めただけだった
けれど目の前の光景に僕は釘付けになる
黄
あまりの衝撃に、自然と声が漏れていた
あるハズのない姿が
待ち焦がれ続けた横顔が、そこにあった
俺は、はやる気持ちを抑えきれず、店内へ入った
店員
店員
店員
店員
応対する店員の声を無視し、彼女の座る席まで歩くと
スマホの画面を見つめる彼女に向かって
声のボリュームも気にせず、叫ぶ
黄
スーツを着ているからだろうか?
あのころのあどけなさは感じられなく
最後に会った時よりも、髪も、若干長くなっている
彼女の姿は、自分の知らない綺麗な大人の男性のように見えた
俺の声を聞いた玲斗が、ゆっくりとこちらに視線を移す
黄
黄
黄
彼女を一目見ただけで
想いが言葉になって溢れてくる
彼女《玲斗…??》
表情を変えることなく、彼女はボンヤリとこちらを見ている
多少雰囲気が変わっているこそいるが
今、俺の目の前にいる男性は
2年前にこの場所で出会い
付き合うことになった男の子
1年前、何も前触れもなく
目の前から忽然と姿を消した、俺の彼女
玲斗に違いなかった
店員
店員
店員
横から知らない声が聞こえ、ギョッとすると
店員が、イライラしながら俺に話しかけていた
黄
黄
黄
黄
嫌な焦燥感に駆られる俺の耳に
彼女《玲斗…??》
彼女《玲斗…??》
懐かしく、優しい声が聞こえた
店員
彼女《玲斗…??》
玲斗が店員にぺこりと頭を下げる
その丁寧な仕草は、俺の知る彼女とはかけ離れていて
その事に、少しだけ違和感を覚える
彼女《玲斗…??》
彼女が、目の前の席へ座るよう俺を促す
黄
俺は、言われるがままに席に着いた
店員
店員
店員がぶつくさと文句を言う声が耳に入るも
そんな事、今の俺にはどうだってよかった
黄
黄
頭をかきながら、彼女に詫びる
黄
黄
彼女《玲斗…??》
玲斗は少しだけ考えるようなそぶりを見せると
口重そうに話を切り出した
彼女《玲斗…??》
彼女《玲斗…??》
彼女の言葉に、俺はカップを取ろうと伸ばした手を止める
黄
黄
黄
~選択~ キミの彼氏だよ キミの声彼ピだよ
さっきの選択は1の『キミの彼氏だよ』となります。
コメント
2件
これってあのゲームのやつだっけ???(?) あと、この書き方なんか好き.ᐟ(?)