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人は、突然に変化する生き物である。
一瞬で獣へと変わり、人々を襲う。
いつどのタイミングでどうなるかなんて、誰にも分からない。
それは、善人でも、悪人でも。
そんな私たちの、物語。
晴来
教室で1人、私はため息を零す。
あまり周りと話すのは得意ではない。そんなコミュ障ではあるが、友達は何人かいるので、「ぼっち」ではない自信があったりなかったり。
何人かいる、と言っても大した人数じゃない。所謂、陰キャとして捉えてもらえれば十分だ。
好き嫌いは大して激しくない、平均の鑑みたいな人間である私。
そんな私でも、嫌いなものは2つくらい、あったりする。
そんなことを1人でぼおっと考えていると、急に後ろから肩を叩かれる。
莉子
晴来
晴来
莉子
晴来