ジョングク
ご飯出来ました〜
目の前に少し欠けているお皿が置かれる
○○
(今日はクロワッサンだ😊)
毎日、少しずついい食べ物を貰えるようになった
ユンギ
あ、そうだ
ユンギ
お前に話しおかなきゃいけない事がある
○○
なんですか…
ユンギ
俺達のことだ
真剣な眼差しで見ている一方、ジョングクは1人必死に食べている。
ユンギ
この間、少し記憶が無くなったみたいだが…
ユンギ
俺たちのことを何も知らないってのはどうかと思って
○○
まぁ、自分の事だけ知られて相手のことは知らないって言うのは……
ユンギ
ちょっと長くなるけど聞いて欲しい
○○
(。_。`)コク
頷くと、ユンギはコップに入った水を一気に飲み干し、話を始めた
ユンギ
5年前ぐらいかな…
ユンギ
俺は弱かった…すごい弱かった…
ユンギ
俺はヤクザで他の組のヤツらにボコられた後だった
ユンギ
俺は血だらけで息を切らしながら座ってた…
ユンギ
その時に出会ったんだ
??)どうしたの?
ユンギ
俺はまた他の組員が来たと思って身構えた
??)君、ヤクザ?
??)殴られたの?血?
??)痛くない?
ユンギ
でもその人は俺に何もしてこなかった
ユンギ
俺は変なヤツだと思った
ユンギ
でもその人は急にこんな事を言い出した
??)悔しくないの?
??)ムカつかない?
??)やられたままでいいの
ユンギ
その人の目は怖かった…
ユンギ
怖くて怖くて逃げたかった
ユンギ
でも、金縛りにあったみたいに動けなかった
??)僕の仲間にならない?
??)僕と一緒に強くなろう!
??)誰にも負けないくらい
ユンギ
そう言って手を差し伸べた
ユンギ
そして俺はその手を取った
ユンギ
そこから2人で組を作った
ユンギ
でも組員は俺たちしか居ない…
ユンギ
そんな時に、他の組で逃げたヤツがいると聞いた
ユンギ
俺たちはそいつを探した
ユンギ
もしかしたら仲間になれるかもしれない…
ユンギ
そう思ったから
ユンギ
でもいくら探しても見つからなかった
ユンギ
その時、路地裏に連れて行かれる1人の男を見つけた
ユンギ
後ろを着いていくとそれは逃げた組員で、酷く殴られていた
ユンギ
俺たちはそいつを助けた
ユンギ
その助けたヤツがジミンだ
??)君が逃げた組員?
ジミン)(((´;ω;`)))
??)怖がらなくていいよ、僕達は君の味方…
??)仲間になろう!
ユンギ
ジミンが仲間に入るとすぐに次の情報が入ってきた
ユンギ
俺たちヤクザの頂点、キム組…
ユンギ
その組のヤツが俺たちの組に入りたいと言ってきた
ユンギ
俺たちは断った、何度も…
ユンギ
でもそいつは何度も何度も入りたいと言ってきた
ユンギ
一度会ってみる事にした
ユンギ
良い奴だった
ユンギ
自分の意見をしっかり持てる
ユンギ
キム組は荒い事でも有名だ
ユンギ
だから抜けたという
ユンギ
俺たちは様子見でそいつ…テヒョンを仲間に入れた
ユンギ
スパイらしき行動は一切なかった
ユンギ
そして俺たちの地区は連続殺人で何人もの人が亡くなった
ユンギ
その犯人がジョングク…
ユンギ
偶然出会った
ユンギ
あの人はジョングクにも言った
??)仲間になろう!
ジョングク)は?
??)君を仲間にしたい
ジョングク)仲間?ㅋㅋ
ジョングク)笑わせんな
ユンギ
そう言ってナイフを向けた
ユンギ
すると、すごい速さでナイフを刺した
ユンギ
でもあの人は痛みを一切見せなかった
ユンギ
ただただ、腹から血が流れていた
ジョングク)え…
??)攻撃の手段はまさかこれだけ?
??)ㅋㅋ…笑わせんな
ユンギ
そう言って頭に銃口を向けた
ユンギ
その時俺たちとジョングクは確信した
ユンギ
「この人には勝てない…」
ユンギ
そうしてジョングクも仲間に入って今に繋がる
○○
(ᯅ̈ )
テヒョン
今思うと懐かしいですねぇ〜
ジミン
○○には怖いかな?
○○
私とは遠く離れた世界を生きてらっしゃるんだなと…
ジョングク
いや、案外近いかもよ
○○
(・д・。)ェ…
テヒョン
ㅋㅋ
ユンギ
話を戻すがぁ…
ユンギ
もしこの先知らない奴が来たらすぐに逃げろ
ユンギ
例え俺たちがやられていたとしても
○○
あのぉ…ちょっと疑問に思ったんですが
○○
「その人」とか「あの人」とか…
○○
誰なのかなぁって…
ユンギ
チョン・ホソク…俺らの頭(かしら)だ
○○
今も居るんですか?
ユンギ
たまぁに顔出しに来るぞ
ユンギ
って言ったら早速お出ましだ
ガタガタガタ…
久しぶり