生贄

「生贄」

青黄

にわ

頬に妙な違和感を感じ 目が覚める、

目の前には昨日彼が居た

彼は後ろを向き部屋を出ようとする

そう言って彼は去っていった、

ｶﾞﾗｯ

彼は床に座り庭を眺めていた、

僕は彼の傍へ行き そう一言言う

彼はビックリしたのか 後ろに倒れそうになる、

ｷﾞｭｯ

彼は僕の胸に倒れる様な状態になり 僕の胸に顔をうずくめる

ﾆｷﾞｯ

彼は僕の服を握り 片手でぽかぽかと僕を叩く

彼はそう言って僕の手を握り 立ち上がる

猫は僕に体を擦り付けてくる

草むらから沢山の猫が出てくる

沢山の猫達はみんな僕の方へ 近ずいてくる

ｸﾞｲｯｷﾞｭｯ

僕は彼に姫抱きされる

彼は僕を抱きながら言う、

僕は彼の首元に掴まりながら 室内に連れていかれた、

ｻｯ

部屋に戻り改めて見ると 彼の頬は赤くなっていた、

彼はある引き出しを指指し 外へ戻って行った、