幸せなんてｯ

え…?

バンッ、バンッ

私はと言うと少し帰るのが遅くなってしまったけれどいつもどうり部活から帰ってきた私は

衝撃の場面を目にした

弟やお母さんは二十代くらいの男に銃で撃たれて死んだ私の目の前で

だだ父は唯一まだ脚しか銃に撃たれておらずまだ助かりそうだった

そんな状態の父に私はてを差しのばした

幸せは一瞬で壊れる

お父さんは最後の力を振り絞って母や弟を撃ち殺した男の銃撃から庇い

偶然急所に当たり私の目の前で死んだ

私以外の家族は皆殺された

私は玄関の方まで必死に逃げた

ガチャガチャ

私の家がから近所はほぼ誰も住んでいない空き家であることをいいことに仲間が外を囲んでいるらしい。

私は終わったと思った……でも

いつの間にか犯人の後ろに赤い軍服のような服を着た男性がたっていた

雪中梅ｯ

と叫ぶ声が外から聞こえるとドアを突き破り、とぐにゃりと曲がり犯人の首をはねた

ﾊﾞﾀｯゴロゴロｰと犯人が倒れる音と生首がこちらに転がって来る音がした

私はそんな声を上げて力が抜けて座り込んでしまった

と言うと

私の目の前でしゃかんで私の頭を軽く撫でた

その瞬間私はボロボロと泣いてしまった

その男の人は泣いている私を見て無言で私の頭をもう一度撫でてくれた

しばらくすると勢いよくドアが開き

と和んだ空気に私はびっくりして涙を止まってしまった

そうこれが私が「猟犬」に入るきっかけになる出来事だった