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律
莉子
私と律は同じマンションで育った幼馴染。とは言っても、同じだったのは小学校だけで中学に上がってからはほぼ会っていなかった。
律
莉子
律
莉子
律
莉子
律
莉子
律
そうして私たちは何十年ぶりかに隣で歩くことになった。
律
莉子
律
莉子
蒼くんというのは私の大学時代の友達だけど、律の中学校の同級生でもある。知り合った時は全然違うが、共通の友達だ。
律
莉子
律
莉子
私はコンビニに入ってまっすぐお酒コーナーに歩いていった。
律
莉子
律
莉子
律
莉子
律
莉子
確かに、私と律は仲良しとは言い難い。会ったのも何年ぶりかって感じだし、蒼くんの方が会っている回数が圧倒的に多い。 この違いは何か。
律
莉子
律
莉子
律
莉子
私がポカンとしている間に律は自分のスマホに電話をかけて切った。
莉子
律
私はお会計を済ませて、コンビニを出た。 律は手ぶらだ。
莉子
律
莉子
律
莉子
律
莉子
律
莉子
律
莉子
私がハッとすると律はニヤリと笑った。
莉子
律
莉子
律
ちょっと先を歩いた律が振り返る。
律
莉子
私はこっそりお酒と一緒に買ったアイスを開けて一本律に渡した。
律
莉子
律
莉子
この緩い空気感。きっとこれは幼馴染にしか出せない。もし、今は仲良しの蒼くんとだって3、4年会わなかったらこんなふうに話せない気がする。
莉子
律
私たちは手を触り合ってそれぞれの部屋に向かった。