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前回の続きです!!

どうぞ!!

わかってる

頭とか、体とかじゃない

本能でわかってる

俺は、この男と交合う為に生まれてきたと錯覚する程の感覚

抱かれたい

ただそれだけが俺の頭を支配する

ないこ

だい、、やだ、、

ないこ

はぁ、はぁ、

ないこ

やっ、、だかれ、、、

ないこ

たくな、、、うぅ///

いふ

ないこ

名前を呼ばれる

声だけで嬉しくなる

けど

ないこ

来ないでっ!!

俺は無理だよ

いふ

ないこ

ないこ

やだ、やだやだやだやだやだやだ!!

いふ

ないこ!!

いふくんが俺を抱きしめる

温かくて、いい匂いがする

いふ

大丈夫だよ

俺の背中を摩る手が優しい

ないこ

なんで、、

いふ

ん?

ないこ

なんで俺をきらわないの…?

ないこ

俺、オメガだよ…?

俺はオメガだ

周りからずっと蔑まれて、軽蔑されて、面白半分で犯されそうになった

いふ

関係ないよ

いふ

ないこが好きなんだ

「好き」

俺がずっと欲しかった

誰もくれなかった言葉

だけど

ないこ

っ……

ないこ

ごめんっ!

俺はいふくんを突き飛ばして家を飛び出した

初めて自分の口から「好き」なんて言った

口が勝手に動いた

いふ

ないこが好きなんだ

俺は…ないこが好き

匂いも、温もりも、全部俺のものにしたい

そんな欲がどんどん出てくる

だけど

ないこ

ごめんっ!

ないこは俺を拒絶した

さっきまであった温もりが消えていく

いふ

…………

頭をフル回転させる

「好き」と言った時のないこの表情を見る限り、ないこも俺の事は嫌いじゃないはず

それに、運命の番だ

運命の番を拒絶するほどの何かが、ないこにはあるということ…?

いふ

ちょっと調べるかぁ…

誰にも渡さない、渡したくない

それでいつか

いふ

俺に笑顔を見せて

君の全部が欲しいんだ

愛した事がない‪α‬と愛された事がないΩのお話 【完結済】

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