テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

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上セロ上鳴が、、、死んでしまう！

第1話 - 上鳴っ、、、

2024年08月18日

#BL

#しねた

#注意

#ヒロアカ

#上セロ

ゆゆ

上鳴電気

んー。

瀬呂範太

ん？誰かに手紙書いてんの？

同棲してます

上鳴電気

いや？

瀬呂の目に"遺言"と書いてある手紙が見えた上鳴が書いただろう。

瀬呂範太

え、お前死ぬの？いつ？

上鳴電気

しなねーよ笑勝手に殺すなし！笑

瀬呂範太

そっか、

上鳴電気

ほらさ、一応、ヒーローなわけじゃん？いつ死ぬか分からないから書いただけー。

瀬呂範太

ほえー？

上鳴電気

俺延命治療とか要らないんよね。最後まで人の役に立ちたいからさ。

と、瀬呂にドナーカードを見せる

上鳴電気

まぁ、なんかあったら親に渡してよ！

瀬呂範太

おう。

何日か経ち

上鳴電気

明日、強ぇヴィランと戦わなきゃな、
ちょっと怖いな、

明日になり

瀬呂範太

ん、洗濯やるか、

もくもくと洗濯物を干し

アナウンサー:ニュース速報です。上鳴電気さんがヴィランにやられ、病院に搬送されたという事です。

瀬呂範太

っ！

無意識に遺言書を持っていく

瀬呂範太

上鳴…上鳴…

上鳴が頭から離れない

瀬呂範太

っ、上鳴っ生きろよっ俺より先に行くなよっ

ガラス越しに

上鳴電気

……………

上鳴母

電気がっ、、、

上鳴の母は泣いているが俺には涙は流れなかった。実感がなかったからだ。

医者

上鳴さんは脳を強くやられていて
前の例では、目覚めるのは0%に近いでしょう。

医者

上鳴さんから何かドナーなど、聞いていますか？聞いていない場合は延命治療を行います。

瀬呂範太

あ、そうだ、

瀬呂範太

あ、あのｯ

遺言とドナーカードを握り

瀬呂範太

っ……

沈黙が流れ

瀬呂範太

渡せっ渡せよっ、俺、、、

どうも渡せなかった。上鳴母は優しいから上鳴の考えに尊重するだろう。でも俺はまだ死んでほしくなかった

瀬呂範太

ごめんなさい。何でも……ないです。

ごめんな。上鳴。俺には、出来ない、出来ないから、生きてくれよまた、楽しく笑っていようぜ。まだ、頼むから隣にいてくれよ。

1週間たっても上鳴は目覚めることが無かった。

今日も一人寂しくベッドに横たわる

瀬呂範太

あ、そうだ、遺言書、、、読んでないな。

前見たが、あんま内容は見れなかった

遺言書多分、瀬呂渡してないだろ笑俺なら大丈夫だぜ？え？違うって？もしかして？死んで欲しくないの？もう！瀬呂ったら！ツンデレなんだから！まぁ、正直、人を助けて死ぬってかっこいいけどさ、やっぱ、怖いよな。だから、俺は瀬呂に託したわ！もうこの世に居ないかもだけど。まぁ、生きかえったらまたゲームでもしようぜ！なんて、生き返るわけないけど。今更だけどいうな。瀬呂、俺はお前の隣にいれてよかった。瀬呂が大好きだ。だから、俺のとこに行こうとかは思うなよ！来んなよ！瀬呂にはまだ長生きして欲しいかんな！みんなに伝えといてくれ。いつも迷惑かけてごめんなさい。みんな、俺天国で見守ってっから！頑張れよ！あぁ！みんなのヒーロー姿見たかったぜ！特にかっちゃん！かっちゃんはどんなヒーローなってっかな！はぁぁ。涙出てきた。瀬呂。またな。

瀬呂範太

ツッコミどころありすぎだろッ…

読んでるうちに、滝のように涙が出て1日は止まらなかった。

瀬呂範太

生きかえれよな、ぜってー

ドナーはさせない。させねぇ。