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主
俺はジンミャン。女性を誘惑し、過激な事をして生気を奪い取るインキュバスだ。
ジンミャン (普通の姿)
斗下を向き、愚痴を口にしながら人通りが多い道を歩いている。
ドンッ
斗誰かの肩にぶつかってしまうジンミャン。
ジンミャン (普通の姿)
あぁもうッ！考え事してる時に肩ぶつけてくんなよ…。(心)
？？？
斗ジンミャンがぶつかってしまった相手は素早くジンミャンに対して申し訳なさそうにお辞儀をする。 その相手は…
日本
日本だ。日本は申し訳なさそうな顔をしながら自分の会社に遅れないように急ごうとそう言い、ジンミャンから離れようとする。
ジンミャン (普通の姿)
斗仕事へ向かおうとする日本の左肩を右手で掴む。
日本
斗左肩を掴まれた日本はﾋﾞｸｯ斗体を震わせ驚きながらジンミャンの方へ視線を廻らす。
ジンミャン (普通の姿)
コイツを友達とかの親しい関係にすれば、女とか紹介して貰えるだろ…それで生気を奪い取って…。(心)
斗ジンミャンは日本の自分に対する好感度を上げようとする為にそんな事を言った。
日本
斗ジンミャンの言葉に変わらず 申し訳ない という感情を抱きながらジンミャンに返す。
ジンミャン (普通の姿)
斗ジンミャンからは残念そうな表情が無意識に浮かぶ。
日本
？？？
斗ジンミャンが掴んでいる左肩から右手を振り払う様に仕事場へ向かおうとする日本を呼ぶ声がジンミャンの後ろから聞こえる。
その正体は…
アメリカ
アメリカ合衆国。アメリカだ。アメリカは仕事場へ向かおうとする日本を無理矢理守るように抱き寄せる。そしてジンミャンに向かってそう言い放つ。 そしてアメリカの方へジンミャンは視線を向けると…
ジンミャン (普通の姿)
斗 面倒事に巻き込まれそうだ 斗思ったジンミャンは取り敢えず謝っとけば済むと思いながらアメリカへ謝罪の言葉を言い放つ斗、直ぐ様後ろを振り向き逃げる様に去っていく。
アメリカ
日本
それにしても…あの人／あのboy…。
カッコよかったですね…／coolだったな…。(心)
日本
斗思ってしまっているうちに少々時間が経っている事に気づく。
そして慌ててアメリカへとそう言う。
アメリカ
斗アメリカは日本の慌てている声を聞き取ると瞬時に日本を抱くのを辞め、離れる。
日本
斗日本はアメリカにそう言い捨てると一目散に自分の仕事場へと走って向かって行く。
その頃。ジンミャンの所では。
ジンミャン (普通の姿)
斗自分の家のリビングのソファに座りながら悔しそうに呟く。
ジンミャン (普通の姿)
ジンミャン (普通の姿)
斗ソファの背もたれにもたれ掛かると両腕を頭の後ろに回し、腕を組む。(伝われ☆(出てくんなクソ主。))
日本
斗キーボードを打つ音がオフィス内に響く。 周りには日本以外誰も居ないようだ。
する斗突然キーボードを打つ音が鳴らなくなる。
日本
日本
斗日本はジンミャンの事を考えてしまってキーボードを打つ手が止まってしまった様だ。
日本
斗少々恥ずかしそうな顔を浮かべる斗仕事をすることに意識を戻す。
その瞬間。日本の背後から声が聞こえてくる。
？？？
斗声がする斗日本の左肩に右手が置かれる。
日本
斗日本がその声の主の方に振り向くとその正体は…
ドイツ
ドイツ連邦共和国だ。略してドイツ。ドイツは日本が振り向くと心配そうにそう言った。
日本
ドイツ
斗日本が申し訳なさそうにドイツへ言う斗。ドイツはその申し訳なさそうに言う日本に目を見つめ、微笑みながら日本へ返す。
日本
斗ドイツの言葉を聞くと嬉しそうに微笑み返しながら言う。
ドイツ
斗日本がやり途中の資料をまとめて持つとドイツは自分の席へ斗向かう。
日本
斗ドイツに手を振ると嬉しそうに駆け足で仕事場の扉を開けて自分の家へ帰って行く。
日本。自分の家帰宅。帰宅した時にはいつの間にかもう夜になっていた。
日本
斗玄関の所に着くと会社用のバッグを放り投げる。そしてスーツ姿のまま自分の家から出る。
ﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞｯ(走)
日本
あの人…朝会った人…肩がぶつかってしまった人…。今どこに居るのでしょうか…?自分の家？会社？道路？どこに？どこに…？(心)
もう一度会いたい…名前を聞きたい…全部知りたい…。(心)
日本
斗外に出て無我夢中でジンミャンを探し回る日本。こんな夜遅くに外にいる筈ないというのに。
日本
日本
切りまぁぁぁすっ！(主)(うるせぇよ。)
主
主
主
主
主
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