朦朧とする意識で必死に足に力を入れ 声を張り上げた
夢主
姫子のことではないけれど、みんなに言わなければならないことがあります。
夢主
俺を仲間に入れてくれて、ありがとう!
夢主
俺と戦ってくれて、
夢主
ありがとう
モブ1
ごちゃごちゃうるせぇぞ!!!!!
モブ2
とっとと消えろ!!!!!
モブ3
総長!こいつのこと除名しなくても良いんですか!!!!
マイキー
黙れ。聞け
夢主
…ッ
夢主
俺を、
夢主
いや
ぷちり、ぷちり、
特攻服のボタンを一つ一つ外していく
ばさり
音が鳴るほど勢い良く 特攻服の上を脱いだ
夢主
”私”を、助けてくれて、ありがとう
マイキー
…!!!!!
ドラケン
!!!!!?????
モブ1
!?サラシ!!??
モブ2
は、ぇ、お、女!!!!!?????
場地
は…ッ!!!!!?????
千冬
…ッ!!!!!?????
三ツ谷
おん、な、?
姫子
はぁぁぁぁッ!!!!!?????
夢主
(秋とはいえやっぱり寒いな)
アザだらけになった肌を冷えた風が撫でる
夢主
みんなと馬鹿やって、喧嘩するの本当に楽しかった
折れた利き腕が悲鳴をあげる
夢主
今まで騙しててごめんなさい
私の利き手は右
夢主
私は東京卍會を脱退します。今までありがとう、
マイキー
待っ
夢主
さよなら